彼女は一体何をもっているのだろうか。金色の、袋のようなものだ。なんだかわからないけどオシャレ感がすごい。これ、あるデザイナーによって発明された、新しい形の「家」なのだ。えっ、家?これが一体どうして「家」になるうるの? その名も折りたためる家Foldable House。
その名前をきけば、テントを思い浮かべる人も多いのではないだろうか。
確かに、その発想はテントに似ている。しかし、「折りたためる」の次元が違うのだ。

この家の発明したのはバルセロナのデザイナー Martin Azuaさん。
Azuaさんはこの家を、Basic Houseと名づけた。
この家には本当に何もない。行きたいところに行って、寝たいところにこの金色の袋の中に入り、寝ればいい。それがこのBasic House。なるほどベーシックだ。




家は、なんとここまで小さくなる。テントとは比べものにならないコンパクトさ。ポケットに入る。エコバッグのようである。



そして、袋が完全に空気で満たされ膨らみ切るまで、待てばいいだけ。それだけ。なんと簡単なことか。

それって単なる袋じゃん、とつっこみたくなる。
しかし、ちゃんと家としての機能を備えているのだ。



中に入ってもこのように形がくずれない。
そして、寒さをシャットダウンし、中を温かく保ってくれる素材を使っているというのだ。確かに、外で寝るにあたって、寒くては眠れない。




どんなに暑くても、中は冷たく涼しく保たれるのだとか。それは画期的だ。テント替わりに一枚ほしいところである。

Azuaさんはこの家の設計にあたって、


私たちはこれからどんどん移動していく。その際に、「ほとんど何も持たずして、全てを持っている」という風に生きていけたらいいと思った。



と自身のHPで述べている。
確かに、家ほど大きな持ち物はない。このBasic Houseなら、家さえもこんなにコンパクトに持ち歩くことができる。なるほど。



とはいえ、このペラペラの家だけで生活していくことは考えられない。
が、何よりこんなにコンパクトにしまえる家が開発されたのは、朗報だ。夏のキャンプなんかに使ってみたい。


が、なんせ目立つな……。



掲載元:http://www.boredpanda.com/foldable-basic-house-martin-azua/?cexp_id=1899&cexp_var=1&_f=featured
(秒刊サンデー:はる)
情報提供元: 秒刊SUNDAY
記事名:「 【オシャレ感パネェ】金色の骨なしテント!ポケットに入れて持ち歩ける家が開発された!