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衛隊員が訓練や実践で負傷者が出た場合、その場で応急処置ができるようにと個人携帯救急品という物を装備しています。
その中身があまりにショボ過ぎて、傷を負った仲間を助けられないのではないかと話題となっています。
個人携行救急品として、以下の物が全隊員に支給されています。
▼全隊員に支給済み
・救急品袋
・救急包帯
・止血帯
更に、有事の時などでは以下の救急品が追加されて支給されます。
▼有事・PKO等で補給
・止血ガーゼ
・はさみ
・手袋
・人工呼吸シート
・チェストシール
領土や人命を守るための自衛隊員の救急品なのに、家庭で保管されている救急箱以下の品揃えというのは如何せん装備品としては少なすぎるのではないかと物議を醸しています。
軍事品が身近に存在する現場で役に立つ物を支給してもらいたい物ですが、予算が足りないという事情があります。
予算が足りないのなら、他の何かを削ればいいという発想も出てきますが国防に削って良いところなどないのです。
国のために働く自衛隊員のリスクを軽視しすぎているのではないかと感じますが、平成28年度 防衛省行政事業レビュー外部有識者会合では、個人携行救急品を全隊員分確保した場合、約13億円が必要だから、限られた予算での確保は現実的ではないと言う意見がでています。
国防予算と国民を守るべき自衛隊員の命についても今後議論していく必要がありそうですね。
掲載元
https://nikkan-spa.jp/1275034
(秒刊サンデー:マギー)