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300体以上の人物が登場するヨーロッパ初の水中博物館が、ランサローテ島の海岸沖にオープンしました。
この水中博物館Museo AtlanticoはアーティストのJason deCaires Taylor氏によって3年の月日を経て完成されました。
作品を海底39フィートに設置することにより、ダイバーが水中博物館を見学できる仕組みになっています。
彫刻はph物質で作られており、人工礁として設計されています。
スペイン征服前のカナリア諸島に住んでいた先住民の洞窟に住む人々をモデルにした彫刻もあります。
ヨーロッパ各地で問題となっている難民問題をイメージした彫刻です。
頻繁に死亡事故も発生していることから、喚起を訴えています。
海の中に博物館を作るきっかけとなったのは、環境保全と海洋生態学への問題の意識を高めてもらうためです。
彫刻は、チェーンを利用して注意深く海中に下ろされていきます。
イギリス人彫刻アーティストのdeCaires Taylor氏は、同様の博物館を西インド諸島のカンクン、メキシコ、グレナダでも作成しています。
水中博物館に興味がある方は、是非訪れてみてはいかがでしょうか。
掲載元
http://www.dailymail.co.uk/travel/travel_news/article-4105626/Europe-s-underwater-museum-opens-Divers-explore-300-life-sized-sculptures-coast-Lanzarote.html
(秒刊サンデー:マギー)