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「半年ROMってろ」インターネット老人会の面々は色めきだってしまうこの言葉。今では完全に死語になっていますが、御多分に漏れず筆者も2000年初頭のインターネッツでよく目にしていました。そんな金言「半年ROMれ」が2019年のTwitter上でトレンドと化していました。何故今「半年ROMれ」なのか。
お前が信じないものを信じるやつがいるし、お前が好きなものが嫌いなやつがいる。それがインターネットだ。お前が嫌いだからって馬鹿にするな。去るだけでいい。想像力を働かせろ。お前だって、大好きな母ちゃんのカレーが不味いってバカにされたら腹が立つだろ。って教えてくれた大人、ありがとう。
— swenbay (@michaelsenbay) October 28, 2019
大好きな母ちゃんのカレーがまずいってバカにされたら腹が立つだろ。という例えからものすごく懐かしいですが、これ7万RTってもしかしておっさん達だけがこぞってRTしているだけなのでは...?という疑問はまず置いておいて、たしかに重要な考えだし、現在のネットネイティブ世代の子達にはリテラシーが低い子(というより、単に子供で未熟なのでしょうが)が多いのが気になるのでしょう。
半年ROMれなんてのは「目障りだから消えろ」を柔らかく表現したインターネット仕草で、別に本当に半年ROMる必要はないけどそのスレのローカルルールやスラングを理解する姿勢もなしに自己主張だけする子供は帰ってくれ、という意味だと思うよ
— ぺぐも (@pegumo931) October 29, 2019
そんなに激しい言葉だったんでしょうか...?まあ殺伐とした雰囲気はあの頃のインターネットには今よりたしかにあった気はしますが。それぞれ人によって感じ方は違いますね。
半年ROMれが
トレンドにあがってたから
ら民のことか!?って思ったら
ニコニコ界隈では、昔よく
あったことなんやねww
ニコニコまじで通ってきてないから
知らんかったやw— ✞椿音ナル✞ (@naru_glutamine) October 29, 2019
起源はニコニコよりもっと昔の2chですが、ちゃんと言葉の意味を調べている人もいました。しかし、大多数のその言葉を知らない世代には届いていないのでは...?という疑問がネット上では大半でした。
「半年ROMれ」を律儀に実行してたマンなんですが、ROMってる間にボコボコにされている人を何度も見かけてその後の反面教師に出来たので実際「見に徹する」のは効果があったと思う。そしてそれは決して高尚なレストランの如きマナーではなく、暴力が支配するサバンナでの世界の自己防衛方法だった。
— 塚井P
ブログ用お題箱稼働中 (@borozameFreedom) October 29, 2019
律儀に実行できる人はそもそも、見て学ぶことが出来る人だ!というネット老人たちの意見、そしてそれが出来な人が多いのだ!というネット老人の意見もTwitterでは多数見られました。つまりやはりこの言葉を使っていた世代ばかりが反応していたという...
世代間の問題だけではなく、使う個人の問題のような気がしますが、とにかくこの古のこわいインターネッツの言葉はもう一度ネットの海に沈めてあげるのが良いかと存じます。