自民・民進両党は、加計学園問題で安倍総理が出席する予算委員会の集中審議を開くことで合意していますが、質問時間の配分をめぐって対立が続いています。国会記者会館から報告です。
 民進党の山井国対委員長は、予算委員会の集中審議での質問時間を、野党側に多く配分するべきだと強調しています。

 「安倍総理本人が国会で丁寧に説明したいと言っているのに、丁寧に説明したいと言っている側が、野党の質問を減らして自民党を増やせとか、注文をつけてくるということは全く矛盾していますからね。与党のよいしょ質問には答えられるけれど、野党の厳しい質問には答えたくないというのは、それはやっぱり、やましいことがあるからではないですか」(民進党 山井和則 国対委員長)

 自民・民進両党は午前11時ごろから国対委員長会談を開いていますが、質問時間について、民進党は、2:8の割合で野党に多く配分するよう求めているのに対し、自民党は、与党と野党の質問時間を同じにすべきだと主張しているものとみられます。

 「やはり国会の中ではフィフティーフィフティー、お互いに同じ時間で審議していただくのが、国民の皆さんの目線からしてですね、分かりやすくていいのではないかと私自身はそう思っておりますが」(自民党 望月義夫 幹事長代理)

 安倍総理は自民党役員会で「国民の皆さんの信頼回復に努力を積み重ねて行きたい」と述べ、予算委員会の集中審議で説明責任を果たす考えを示しましたが、政府関係者は野党に質問時間の8割を配分することについては、「それでは何も説明できない。一方的に言われるばかりだ」と述べていて、集中審議に応じない構えも見せています。

 内閣支持率が下がる中、野党に配慮する余裕がなくなった与党側が、野党側と質問時間をめぐってどう折り合いつけるかが焦点となりそうです。(18日11:33)