福島県内の除染事業をめぐり、準大手ゼネコンの安藤ハザマが作業員の宿泊費を水増し請求した疑いがある問題で、担当社員が下請け業者にメールで水増しを指示していたことがわかりました。
 JNNが入手したメール。安藤ハザマの社員が除染事業の下請け業者に送ったもので、宿泊費の一覧が添付されています。6月を見ると、人数を226人から826人に増やした上で宿泊単価も増やし、総額でおよそ500万円水増しするよう指示していることがわかります。

 安藤ハザマは、こうした手口で作業員の宿泊費を自治体側に水増し請求した詐欺の疑いがもたれていて、19日、東京地検特捜部が本社など関係先の捜索に乗り出しました。

 安藤ハザマによりますと、水増しした額はあわせて8000万円に上るということですが、実際に不正受給があったかについては「調査中」としています。特捜部は、このメールを送った社員らをすでに任意で聴取していて、水増しを指示した経緯などを調べています。(20日11:11)