アメリカのマティス国防長官は19日、北朝鮮情勢をめぐり「軍事的な解決策は 信じられないほどの悲劇的な結末になる」として、日中韓と連携をとりながら外交努力を尽くすべきだという考えを表明しました。
 「軍事的な解決策をとるとすれば、信じられないほど悲劇的な結末になるので、アメリカは国連、日中韓と協力して事態を打開する方向に力を入れている」(マティス国防長官)

 マティス長官は北朝鮮に対して「世界中からの警告を聞こうとしていないのは明白だ」と非難しつつも、「中国による努力が一定の歯止め効果を出しているようだ」と指摘。また、北朝鮮が14日に発射した新型の弾道ミサイルについては、「非常に高い最高高度に達し、落下の際に多くのことを学んだだろう」と述べたものの、長距離ミサイルに不可欠な大気圏再突入の技術を確立したかをめぐる判断は明らかにしませんでした。

 一方、北朝鮮の国連次席大使が19日、アメリカのICBM=大陸間弾道ミサイルの発射試験を批判したことに対しては、米軍トップのダンフォード統合参謀本部議長が「北朝鮮に向けられたものではなく、国際的な協約に基づいて行なった通常の試験だ」として反論しています。(20日08:52)