ネット通販大手のアマゾンがついに生鮮食品の宅配事業に参入。一方、コンビニも宅配を進化させた「新たなサービス」で消費者に近づいています。
 記者の家にやってきたのはアマゾンの配達。

 「Amazonフレッシュが到着した」

 届いたのは・・・

 「小分けになっている」

 新鮮なトマトにマグロのお刺身などの生鮮食品。

 「こちらの牛乳ですが、完全に冷えてますね。冷たい状態が保たれている」

 バナナは4本で98円とアマゾン価格も健在です。アマゾンジャパンが21日から始めたアマゾンフレッシュ。1万7000点以上の生鮮食品を、最短で注文から4時間後に配達します。深夜0時まで時間帯の指定ができますが、ヤマト運輸など大手の宅配業者は使わず、自前のネットワークで届ける仕組みです。21日、始まったサービスは有料会員向けで、使うには追加で月に500円かかるほか、配送料は1回500円です。まだ、都内の一部でのサービスですが、対象地域を拡大する方針です。

 一方、流通の王者コンビニも消費者にぐっと近づく戦略を加速させています。

 「近いから便利!」

 21日、セブン-イレブンが新たに出店したのは団地の中でした。通常のコンビニよりも野菜など生鮮食品を多くそろえたほか、お惣菜が多いのが特徴。

 「野菜が豊富だし、値段も安い。便利だわ」

 さらに、団地に住む人向けに宅配も行うほか電球の交換などのサービスも受け付けるといいます。

 「ネットで頼んでポンと来る。こういうことが時間の利便性で使う方もいるけれども、我々、近くて便利、リアルなお店が一番近くにある」(セブン-イレブン・ジャパン 古屋一樹社長)

 一方、ローソンが力を入れるのは移動販売車。

 「ここは常温、こっちは冷蔵」

 冷凍や冷蔵など、4つの温度帯に対応しています。もともとは過疎地域などの買い物難民に向けてつくられたものでしたが、都市部でも使われるようになりました。車がこの日、向かった高齢者向け住宅はお店から歩いて2分の距離ですが・・・

 「本当に助かってますよ」
 「なかなか外へ買いに行くのが大変な人は結構いる」

 「都市部の方々でも日常の買い物に不便だというような日常の買い物に困っている客が増えてきている。客のニーズはまだまだある」(ローソン広報部 塚田賢太郎さん)

 宅配業界をはじめ人手不足も続くなか、消費者との距離を縮める各社の動きは加速しています。(21日18:53)