韓国外相、公館前の少女像設置「望ましくない」

　韓国の尹炳世（ユン・ビョンセ）外相は、釜山（プサン）の日本総領事館前に設置された慰安婦を象徴する少女像について、「国際関係から望ましくない」との認識を示しました。
　「外国公館の前に施設や造形物を設置することは、国際関係の面で望ましくないというのが一般的だ」（韓国 尹炳世外相）

　また、尹炳世外相は、「政府として少女像の設置に反対しているわけではない」と述べながらも、領事館の目の前という現在の設置場所について「知恵を集める必要がある」と移転する必要性に言及しました。

　少女像について日本政府は、おととしの日韓合意の精神に反するなどとして、韓国駐在の日本大使らを帰国させる措置をとり、強く撤去を求めていますが、外遊中の安倍総理が１７日に帰国した後、大使らをソウルに帰任させる方向で検討に入る見通しです。（14日00:58）