「はれのひ」、振り袖返却を開始

　成人式の「晴れ着問題」で、破産手続きを開始した貸衣装会社「はれのひ」が保管している振り袖について、２９日から客への返却作業が行われることになりました。
　成人式で振り袖を着ることができないトラブルが相次いだ問題では、今月２６日に「はれのひ」の篠崎洋一郎社長が謝罪会見を行いました。

　「はれのひ」は、客から預かった振り袖など、およそ１２００着を保管しているとしていますが、破産管財人の弁護士は、今年の成人式のために客が購入した振り袖数十着について、２９日から返却作業を行うことを明らかにしました。他の振り袖についても確認作業を進め、順次、返却する方針だということで、破産管財人の弁護士らは、２９日から客や取引先を対象にした電話相談を行っています。

【破産管財人室】
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