ミャンマーを訪れている河野外務大臣は13日、イスラム教徒の少数民族「ロヒンギャ」が隣国バングラデシュで難民化するきっかけとなったラカイン州を視察しました。
 河野外相は13日、外国の閣僚として衝突後、初めてラカイン州を訪れ、衝突に巻き込まれて全焼した村などを視察しました。ミャンマー西部のラカイン州では去年8月、ロヒンギャの武装集団と治安当局が衝突し400人以上が死亡。隣国のバングラデシュに60万人以上が逃れ、難民化しています。

 「この橋の向こうがバングラデシュです。避難民は、この橋を渡って来て近くにある受入施設で帰還のための手続きをするということです」(記者)

 国境ゲート付近にミャンマー政府が設置する受入センターでは、ロヒンギャの人たちの身元確認などの手続きが行われ、そばには500世帯分の一時滞在施設も建設されます。

 「相当深刻な状況。コミュニティーの間が緊張なく融和しながら戻ってこられるというのが大事」(河野太郎 外相)

 ロヒンギャの帰還は今月下旬に始まる予定で、日本政府は定住や復興に向けた生活環境の整備などについて支援する方針です。(13日19:44)