アメリカのトランプ大統領は、イランとの核合意に基づき解除された制裁の再開を見送ると発表しました。核合意は当面維持される見通しとなりましたが、一方で、トランプ大統領は核合意の見直しを強く要求しています。
 トランプ大統領は12日の声明で、2015年に欧米など6か国とイランが結んだ核合意に基づき解除したイランに対する制裁の再開を見送ると発表しました。

 一方で、トランプ大統領は核合意には重大な欠陥があると非難。イラン国内すべてを査察できるようにするなどの法改正を議会に求め、ヨーロッパ諸国にも合意の見直しを要求しました。

 その上で「これが最後の機会だ」として、欠陥が修正されない場合は、合意から即時離脱すると警告しています。

 さらに、トランプ政権は核関連の制裁とは別にイランの人権侵害やミサイル開発などに関わったとして、14の個人や団体を新たな制裁の対象に加えていて、強硬姿勢を鮮明にしています。(13日16:45)