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 1957年に起きたアメリカ軍・旧立川基地の拡張計画をめぐる「砂川事件」で、東京高裁は一審の決定を維持し、元被告らが求めた「裁判のやり直し」を認めない決定をしました。
 砂川事件は、アメリカ軍・旧立川基地の拡張計画をめぐり、デモ隊の学生らが基地内に立ち入り起訴されたものです。砂川事件の裁判をめぐっては、最高裁が1964年に一審の無罪判決を破棄し、有罪判決が確定しましたが、その後、当時の最高裁長官が駐日アメリカ大使らに判決の見通しを伝えていたことが明らかになっています。

 元被告側は「そのような裁判長による裁判は公平ではない」として、裁判を打ち切る免訴とすべきだと主張していましたが、東京高裁は15日、「公平な裁判に違反したとの事実が認められたとしても、免訴を言い渡すべきとは言えない」として一審の決定を維持し、再審を認めない決定をしました。元被告側は決定を不服として、近く特別抗告するということです。(15日14:57)