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 横田めぐみさんが拉致されて、15日で40年になります。85歳になった横田滋さんと、81歳の早紀江さん。あまりにも長い救出への道に、今、何を思うのか、取材を重ねました。
 東京オリンピックが開催された1964年生まれの横田めぐみさん。父親の横田滋さんは85歳になりました。

 「ほらほら、穴子弁当」
 「うれしいね、お父さん。『ありがとう』って言わなきゃ」(横田早紀江さん)
 「滋さん、お好きじゃないですか、穴子」
 「穴子は好きです。好きです」(横田 滋さん)

 「きょうは大丈夫でしたか?ご飯は食べられた?お昼」(横田早紀江さん)
 「うん、お昼・・・」(横田 滋さん)
 「たくさん食べられた?」(横田早紀江さん)

 13歳の横田めぐみさんが中学校のバドミントン部の練習の帰りに拉致されてから40年。解決までに、あまりにも時間がかかりすぎています。横田早紀江さんは滋さんの世話に多くの時間を割くようになりました。

 「こぼさないように飲んでくださいね。おいしいよ、飲んで」(横田早紀江さん)
 「こうやって(椅子に)もたれていたら、(滋さんが)寝てしまうでしょ?『危ない、危ない』って言い続けるの、大きな声でね」(横田早紀江さん)

 横田めぐみさんをめぐる情報で唯一、進展があったのは、3年前、めぐみさんの娘で夫妻の孫にあたるキム・ヘギョンさん(30)とひ孫のチヨニちゃん(4)に面会したこと。今も度々、話題にのぼる「ヘギョンさんとの再会を望まないのか」という問いに早紀江さんは・・・
 「(ヘギョンさんについて)それは会いたいけどね、会いたいけど、このことが解決しない時には動けないでしょ?それを利用するから、向こう(北朝鮮)は。(Q.とにかく、めぐみちゃんを捜して---) ちょっと置いておかないとしょうがない部分がある。こんなに問題が大きいから、(拉致は)すごい問題だから、覚悟していないと」(横田早紀江さん)

 15日朝、取材に応じた横田さん夫妻。老いていく自分たちに残された時間は長くないと、切実な思いを口にしました。

 「嫌でも死に向かっていきますから、誰でも。『めぐみちゃんだ、よかったね』と、(私たちが)確認ができる間に、1時間でもいいから、わかる間に会いたい」(横田早紀江さん)
(15日17:33)