「新規ビジネスへの出資」をうたって高齢者らから現金をだまし取ったとして、健康食品販売会社の社長らが警視庁に逮捕されました。これまでにおよそ60億円を集めたとみられています。
 逮捕されたのは健康食品販売会社「ロイヤルフーズ」の社長・原田一弥容疑者(63)と元妻で専務の小野寺朝子容疑者(68)ら8人です。

 原田容疑者らは横浜市に住む女性(50代)らから会社が事実上破綻しているにもかかわらず、「新規ビジネス」への出資名目でおよそ1億8000万円をだまし取った疑いが持たれています。

 警視庁によりますと、原田容疑者らはイベントに有名演歌歌手を招くなどして「軽井沢に梅園を作る」、「中国で健康に良いネックレスの販売を展開する」などと、高配当を約束して出資を募っていたということです。原田容疑者は逮捕前の任意の事情聴取に対し、「自転車操業の状態であったが、金を集め続けた」と容疑を認める趣旨の話をしているということです。

 警視庁は原田容疑者らが主に高齢者を対象に、全国で1000人以上からおよそ60億円を集めたとみて、全容解明を進める方針です。(15日18:12)