核・ミサイル開発をめぐるアメリカと北朝鮮の威嚇の応酬がエスカレートするなか、両国の政府高官が水面下で定期的に協議を続けていることが明らかになりました。
 AP通信は11日、アメリカ国務省のジョセフ・ユン北朝鮮担当特別代表と北朝鮮国連代表部のパク・ソンイル大使が非公式ルートで定期的に協議を行っていると報じました。ユン特別代表は、北朝鮮に拘束されていた学生が6月に解放された際の交渉を担当していましたが、その後も米朝関係全般について協議をしているということです。

 国交がない米朝は国連本部の所在地にちなんで、「ニューヨーク・チャンネル」と呼ばれる連絡ルートを構築しており、トランプ政権下でも、これが一定程度機能していることが初めて明らかになりました。ただ、AP通信は、具体的なやりとりの中身は不明だとしたうえで、今のところ、このルートが両国の緊迫感の高まりを緩和する役割は果たせていないと分析しています。(12日04:28)