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中国北部でも豪雨 南部洪水も依然として続く

  • 2016年07月23日 00:12:00


【新唐人2016年07月21日】


中国南部で7月初めから洪水が続き大きな被害をもたらしていますが、今度は北部でも洪水の危険が増しています。北部の北京、華北、黄河及び淮河(わいが)地区で20日から豪雨が降っており、洪水警報が発令されています。





北京では20日、豪雨により多くのトンネルやインターチェンジが冠水しています。北京と天津の京津を結ぶ電車がすべて運休となっています。





北京首都国際空港でも数百便が欠航し、乗客は焦りながら再開を待っています。





北京空港で便を待つペン・シャオウーさん:「天候がひどいため北京観光の日程はすべてキャンセルになりました。早めに空港へ来て飛行機が出るのを待っているのですが、いつ出るのかまだ案内がありません。」





キャンプに参加する予定だった子供たちは旅行をキャンセルする子もいれば、飛行機を待つ子もいます。





旅行社スタッフのジャン・フーシンさん:「心配した父兄から、チケットは取り替えたかとか、どれくらい時間がかかるのか、などの問合せがきています。」





天津市の冠水の状況はひどく、当局は二級に相当するオレンジ警報を発令しました。同市の浜海(びんかい)空港は金曜日未明以降の全ての便の発着を停止しています。





北京や天津のほか山西、河南、河北、山東各地でも広範囲の豪雨が発生しています。2016年の夏以降、華北、黄河及び淮河で降った雨の中で最も強い雨です。





一方、南部の湖北、湖南、重慶(じゅうけい)では依然として洪水が引いていません。政府メディアは豪雨被害を受けたのは湖北の35の市と県で80万人以上が被災し6人が死亡したと報じています。河北省では少なくとも1人が死亡、34人が行方不明になっているとのことです。しかし、実際の被害者の人数を把握するには詳しい調査が必要です。





新唐人テレビがお伝えしました。











(翻訳/白白 ナレーター/淳萌 映像編集/李)

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