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濱田龍臣「ずるいですよね!」“最年少ウルトラマン”が共演者の手紙に涙 「劇場版 ウルトラマンジード つなぐぜ! 願い!!」初日舞台あいさつ2

  • 2018年03月10日 23:23:00

 俳優の濱田龍臣さんが3月10日、東京都内で行われた特撮ドラマ「ウルトラマンジード」の劇場版「劇場版 ウルトラマンジード つなぐぜ! 願い!!」(坂本浩一監督)の初日舞台あいさつに登場。ウルトラマンシリーズ最年少で主演を務めた濱田さんは、キャスト代表として、伊賀栗レイト役の小澤雄太さんからサプライズの手紙が読み上げられると、こらえきれず涙を流し「ずるいですよね!」と泣き笑いした。

 小澤さんは、手紙で「ヒーローという大きな責任を背負ってる姿に心配になることもありましたが、『負けてたまるか』と挑んでいく姿はまさにヒーローそのものでした。等身大の濱田龍臣君だからこそ演じられた」と称賛し、「僕たちに夢と希望を本当にありがとう。シリーズ最年少座長、本当におつかれさまでした。これからもずっと、僕らみんなのヒーローでい続けてください」とねぎらった。

 濱田さんは「半年間、一緒にやらせてもらって、本当にみんなのこと大好きですし、こうやって皆さんに出会えてうれしかった」と涙を拭い、「こんなの渡されたら泣くじゃないですか! 普通! ねえ?」と声を上げ、「それだけ(演じた)朝倉リクを、この作品を愛してもらったことがすごく伝わってきた。自分が憧れていたものになれてすごくうれしかったです。本当にありがとうございました!」と深々と頭を下げて感謝していた。

 舞台あいさつには、濱田さんと小澤さんのほか、比嘉愛琉役の本仮屋ユイカさん、鳥羽ライハ役の山本千尋さん、愛崎モア役の長谷川眞優さん、シャドー星人ゼナ役の岩田栄慶さん、ペガッサ星人ペガの声を担当した潘めぐみさん、坂本監督らも登場した。

 「ウルトラマンジード」は、ウルトラマンベリアルの遺伝子を受け継ぐ主人公リク(濱田さん)が、基地の報告管理システム・レムから与えられたジードライザーとウルトラカプセルでウルトラマンジードに変身し、ペガやウルトラマンゼロたちと共に地球を守るために戦う姿が描かれた。2017年7月から12月までテレビ東京ほかで放送された。

 劇場版は、ウルトラ戦士たちの光の力さえも跳ね返す強大な敵・巨大人工頭脳ギルバリスに、過酷な運命を乗り越えたウルトラマンジードが立ち向かう。地球がデータ化して消え去るという危機に、ウルトラマンオーブ、ジャグラス ジャグラー、そしてウルトラマンゼロが駆けつける……という展開。
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