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少子化のなかで人口増加する「つくばみらい市」でマラソン大会が開催



つくばエクスプレスが通るつくばみらい市は、2006年に伊奈町と谷和原村が合併して誕生した茨城県の街である。2017年に市制10周年を迎えた同市だが、少子化が叫ばれる現代において、現在順調に人口を伸ばしていることでも注目を集める。無論、無策で人口増を実現しているわけではなく、地域おこし・街の活性化のために様々な取組みを実施している。


今回はその取組みの一つ、3月3日(日)に行われたつくばみらい市「第3回みらいマラソン」のイベントをレポートする。



■なぜ「みらいマラソン」を開催することに?


つくばみらい市は、つくばエクスプレスや常磐自動車道の沿線にあるため、都心までのアクセスに優れると同時に、自然に囲まれ、ゆとりのある区画整備がされた暮らしやすい住環境がある。日本の総人口が減る中、みらい平駅周辺には、若年ファミリー層を中心とした人口流入が続いている。


市制10周年を迎えた2017年、第1回「みらいマラソン」を市の主催で開催して以来、マラソンはすでに地域の恒例行事となりつつあるようだ。市内在住者だけでなく市外からも参加可能なイベントのため、つくばみらい市に足を運んでもらいつくばみらい市の良さを知ってもらう、地域おこしの場にする狙いもあるという。大会参加者数は昨年の第2回が2,044名だったところから大きく伸ばし、今年は2,681名を動員したという。人口増と比例してイベント規模も順調に拡大している。



■まるでハロウィン? 仮装の部にはさまざまなランナーが出場


イベントには“お祭り”としての側面もある。仮装の部では、さまざまな衣装のランナーが参加。仮装はバラエティに富んでおり、まるでハロウィンのように参加者が楽しんでいる光景が見られた。




■NHK大河ドラマ「いだてん」の撮影地~足袋がクラウドファンディングの返礼品に


今回、参加者と一緒にマラソンを盛り上げる目的のため、市はクラウドファンディングにも初挑戦。2019年NHK大河ドラマ「韋駄天」にちなみ、返礼品には「みらい足袋」をプレゼントしたとのこと。




■つくばみらい市グルメ出店


参加者の胃袋を支えるのも、地元業者が中心的役割を担った。つくばみらい市の飲食店5店舗、その他6店舗の計11店舗がブースを出店。当日の天候には生憎恵まれなかったが、温かい食事を買い求める家族連れの姿が見られた。




■子どもが楽しめるキッズアトラクションも


つくばみらい市人口増の秘訣かとさえ感じられたのが、子育て世帯をもてなす姿勢。キックターゲットやストラックアウトなど、子どもが楽しめるアトラクションも用意。ファミリー層が参加しやすいイベントとなっているようだ。



今後、日本は人口減少が続いていくとの予測が立つ中、つくばみらい市のようにしっかりとファミリー層を取り込み人口が増加している自治体がある。つくばみらい市の取組みから、他の自治体も学ぶ点があるのではないだろうか。


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