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これが宿!? 写真家・浅田政志さんが選ぶ童心に帰れる宿3選




はじめに


写真家の浅田政志さんによる、『月刊旅色』の連載企画「宿旅(やどたび)」。ありそうでなさそうな、なさそうでありそうな日常をとらえる写真が人気ですが、その視点で、泊まることが旅の目的になるユニークな宿の情景を切り取ります。今回は連載のなかから、4月からの新生活に備えて「初心に帰る=子ども心を取り戻す」ことができそうな宿を3つピックアップしました。
「押入れのなかで漫画を読んでたら朝……」が叶うオシャレなカプセルホテル

「押入れのなかで漫画を読んでたら朝……」が叶うオシャレなカプセルホテル


子どもの頃、漫画の続きが読みたいけれどお母さんに「寝なさい!」って言われる……と悶々としたことありませんか? 大人ならば夜ふかしし放題ですが、今度は漫画の置き場所やそもそも漫画を読みたい気持ちが少なってくることも。
このホテルは、ギャラリーのように漫画が並ぶオシャレな空間に、押入れをイメージした個室があるという夢の世界。漫画は、約700タイトル、5000冊以上が揃い、しかもすべてに実際に読んだスタッフのおすすめコメントがついています。読みたかった漫画も、大人の今だから心の琴線に触れる作品もあるかもしれません。漫画喫茶と異なり、宿泊施設なので清潔な寝具が揃っているのも魅力。お布団のなかで読みふけり、眠くなったらウトウト……。子どもの頃の夢が叶います。浅田さんはパジャマに着替えて撮影しています。

◆MANGA ART HOTEL, TOKYO
住所:東京都千代田区神田錦町1-14-13 LANPOOL KANDA TERRACE
料金:1泊 4900円~

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伝説の寝台列車の旅を追体験できる、都心のホステル

伝説の寝台列車の旅を追体験できる、都心のホステル


2015年、惜しまれつつも運行廃止となった寝台特急列車「北斗星」の備品をふんだんに使っている「Train Hostel 北斗星」。寝台はもちろん、照明や扉などの小物もちりばめられており、寝台列車に乗ったときのワクワク感を彷彿とさせます。浅田さんもバックパッカーに扮し、かつて上野と札幌を何往復もしてきたベッドや備品に眠るロマンに思いを馳せます。フロアごとに設置されている寝台が異なるので何度訪れても楽しいはず。レトロな雰囲気で鉄道ファンでなくても心躍ります。

◆Train Hostel 北斗星
住所:東京都中央区日本橋馬喰町1-10-12
電話:03-6661-1068
料金:1泊 2500円~

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まるで秘密基地。木々に埋もれる大人のツリーハウス

まるで秘密基地。木々に埋もれる大人のツリーハウス


秘密基地、書斎、趣味部屋などと言い換えられますが、ようは自分だけの空間って憧れますよね。栃木県那須町の「おだぎりガーデン」には、20棟以上のツリーハウスがあります。木立の中、コンパクトな家がちょこんと木の上にのっている様は、まるで絵本の世界。水道や電気はもちろん、共通のキッチンやBBQスペースがあるので、キャンプに興味があるけれど初心者という方におすすめ。連載ではほかのツリーハウスの写真も掲載しています。

◆ツリーハウスvillage おだぎりガーデン
住所:栃木県那須町高久丙4597-12
電話:090-3316-0475
料金:1泊 1棟 15,000円~

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写真家 プロフィール


浅田政志(あさだまさし)

1979年三重県生まれ。2007年に写真家として独立。2008年、写真集『浅田家』(赤々舎刊)で第34回木村伊兵衛写真賞を受賞。『浅田家』をもとにした映画『浅田家!』が2020年10月2日(金)公開予定。著書に、『NEW LIFE』(赤々舎刊)、『家族新聞』(幻冬舎刊)、『家族写真は「」である』(亜紀書房)など。国内外で個展、グループ展を精力的に開催している。

おわりに


宿に泊まることを、旅の目的にする「宿旅(やどたび)」。必ず利用する宿だからこそ、そこでしかできない経験ができる宿を選べば旅は何倍もすてきなものになるはずです。
「宿旅」は、毎月25日公開の『月刊旅色』で連載中。本編では、ほかの部屋やシーンの写真もあるので、ぜひご覧ください!
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