巻き込まれてからでは遅い！《外国のデモ活動》遭遇したときの対処法

はじめに

一見、治安が良さそうに見える国でも、国際・国内情勢の推移によっては、いつどんな事態になるのか分かりません。
先日はイギリスで“EUから離脱すること”が選挙によって過半数を締め、復帰を訴える方たちのデモが盛んに行われていますよね。
被害に遭わないために、どんなことに注意したほうがいいのか知っておいて損はないです。
今回はデモ活動やストライキに出くわした際の対処法をご紹介します。

外国のデモ活動に遭遇したときの対象法①　とにかく近づかない！

渡航前にその国のデモやストライキ状況について把握しておくことはもちろんですが、現地に到着したあとも、ホテルから外出するまえに、周囲の様子に注意を払うなどしましょう。

また外出先で、多くの人が集会をしているなどの動きが見られたなら、その場所には近寄らないようにしましょう。

もちろん、カメラやビデオでの撮影はトラブルの原因となるため、厳禁ですよ！

外国のデモ活動に遭遇したときの対象法②　目立つ行動を控える

公衆の場で目立った行動や態度、言動は慎みましょう。
どんな行動が、誰を刺激するか予想できないものです。

また、国によってはデモにも傾向があり、放火や暴動に発展する恐れもあります。
なかには道路を塞いだり、強盗の事件が起きたりすることもあるため、ホテルまでのほかの陸路や空路を把握しておくと良いでしょう。

外国のデモ活動に遭遇したときの対象法③　最新状況を把握しておく

渡航前に政治情勢を把握しておくことはもちろんですが、常に現地の報道をチェックすることも大切です。

治安が良さそうな街でもいつ、どこで起こるか想像ができないため、最新の情報を入手しておきましょう。

滞在先のテレビで確認するほか、タクシーに乗る際はラジオをつけてもらうなど工夫をしましょう。
デモやストライキの規模によっては外出をせず、部屋で待機するようにしてください。

外国のデモ活動に遭遇したときの対象法④　服装にも気をつける

たとえ近くでデモやストライキが起きていなくても、外出先で意図せず遭遇する恐れもあります。

注意しておきたいのが、服装です。
国や地域によっては、支持する派閥を色によって表現することがあります。
集団と同化した色を身につけていた場合はすぐさまその場から離れましょう。

また、デモの内容についてもしっかりと把握し、巻き込まれないようすることもが大切です。
学生同士の些細な喧嘩から始まる暴動などもあるため、巻き込まれないよう、周りの状況に注意を払うようにしましょう！

おわりに

国や地域によっては、かなり危険な状況に発展することになるデモ活動・ストライキ。
旅行の際はそれらの地域を避けることが前提ですが、どうしても行かなくては行けない場合や、滞在先で急に発生した場合などは、とにかく近づかないようにすることです。
安全と思われている地域でも、巻き込まれないように細心の注意を払っておきましょう！