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ヨーロッパ最長!揺れすぎる橋が話題のロシア「ヴォルガ川」の魅力




はじめに


ロシアの西部を流れるヴォルガ川は、ヨーロッパ最長の川!
ロシアの水運を担う、“母なる川”といわれています。
今回は、ヴォルガ川の見どころについてご紹介します。

ロシアの「ヴォルガ川」とは


ヴォルガ川は、ロシアの西方を流れるヨーロッパで一番長い川です!

モスクワとサントペテルブルグの中間のヴァルダイ丘陵が源なんだそう。

東へ流れたのち、カザン付近で南へ曲がり、南流して河口付近に広大な三角州をつくって、カスピ海に注いでいます。

全長は約3,690km。アジアとヨーロッパを結ぶ重要な交通路として古代から用いられてきました。

また運河や水路によって、黒海、カスピ海、バルト海、白海と結ばれ、輸送の重要な役割をはたしているんです。

ロシアの「ヴォルガ川」に架かる、揺れすぎる長い橋「ヴォルゴグラード橋」


ヴォルゴグラードは、ヴォルガ川西岸に広がる都市です。
人口は101万人ほど。ロシア帝国時代には、ツァリーツィンと呼ばれていましたが、ロシア革命後は指導者・スターリンの名前をとって、スターリングラードと呼ばれるようになりました。

第二次世界大戦では、半年以上もドイツ軍の包囲を受けた激戦「スターリングラード攻防戦」の舞台となりました。
しかし、スターリン死後はスターリンが批判されるようになったため、1961年よりヴォルゴグラードという名称に変更しました。

ヴォルゴグラードでは、ヴォルガ川を渡る全長約7kmにも及ぶ長い橋「ヴォルゴグラード橋」が2009年に完成。
今までフェリーを利用して渡っていたので、大変便利になったのですが、この橋の歪みや揺れが話題になっているんです。
ひどいところでは1m以上も揺れこともあるそうで、“恐ろしい橋”ということで、ネット動画等で世界的に有名になりました。

一時は怪我人まで出て、2010年に一時閉鎖。
その後改修されてそれほどは揺れなくなったそうですよ。

ロシアの「ヴォルガ川」下流の街『アストラハン』と名物キャビア


アストラハンは“ヴォルガのベネチア”と呼ばれた、貿易で栄えた都市です。

ヴォルガ川がカスピ海に流れ込む下流の位置にあります。

アストラハンの名物は、世界三大珍味の高級食材キャビア♪
キャビアの原料はチョウザメの卵ですが、カスピ海やヴォルガ川では
昔からチョウザメ漁業が盛んに行われていました。
アストラハンはキャビアの加工地として有名なんです。

アストラハンに行くと缶詰ではなく、生のキャビアを食べることもできますよ♡
これは絶品です!

ただし、チョウザメの数が少なくなっているので、アストラハンでは養殖場をつくって増やそうとしているようです。

ロシアの「ヴォルガ川」河畔の街、ヴォルゴグラード、アストラハンへのアクセス方法


日本からヴォルゴグラード、アストラハンへの直行便はありません。
モスクワを経由することになります。

○ヴォルゴグラードへのアクセス
ヴォルゴグラード空港とモスクワはS7エアラインズ、アエロフロート・ロシア航空、ラスラインなどが就航しています。時間は1時間40分。ヴォルゴグラード国際空港と市内中心部はタクシーやシャトルバスで約30分です。

○アストラハンへのアクセス
アストラハンにあるのはナリマノヴォ空港。

モスクワ間を運航しているのはS7エアラインズ、アエロフロート・ロシア航空です。
モスクワ、アストラハン間は約2時間。空港から、街の中心部までは、車で約20分ほどです。

おわりに


ロシアを悠然と流れるヴォルガ川。
広々としたロシアの国土は、歴史的にもヨーロッパ、モンゴルやイスラムといったアジアなどに、多様な文化の影響を受けています。それに伴い、川沿いの街はそれぞれ個性豊かな表情をもっています。
ロシア旅行を予定している方は訪れてみてくださいね♪
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