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京都府で最も古い五重塔がある♡厳かな世界遺産「醍醐寺」とは




はじめに


京都府にはたくさんのお寺がありますが、中でも醍醐寺(だいごじ)はとても広い敷地のお寺です。
総坪数200万坪以上という広大な敷地の中にあり、国宝や世界遺産にも選ばれています。
今回はそんな醍醐寺の魅力や見どころをご紹介します。

京都府の世界遺産「醍醐寺」とはどんなお寺?


醍醐寺は、京都府京都市伏見区醍醐東大路町にあるお寺です。

醍醐山に約200万坪の敷地を有する広大なお寺で、上醍醐・中醍醐・下醍醐と3エリアに分けることができます。

真言宗醍醐派の総本山の寺院で、本尊を薬師如来とし、醍醐山や深雪山と称されているんです。

京都府の世界遺産「醍醐寺」の歴史


醍醐寺の創建は874年のこと。
空海の孫弟子である理源大師聖宝が、准胝観音(じゅんていかんのん)と如意輪観音(にょいりんかんのん)を笠取山の山頂に迎えて開山し、その頂上付近を醍醐山と名付けたことが始まりだと言われています。

その後、醍醐寺は多くの修験僧の修行の場である、霊場として発展していきました。
特に上醍醐は女人禁制の場所で、西国で一番険しい札所(ふだしょ)なんだとか。

一方、下醍醐は醍醐天皇から手厚い庇護を受けて発展していきました。

しかし、応仁の乱などにより、五重塔を残して荒廃してしまいます。
その後、豊臣秀吉が行った「醍醐の花見」をきっかけとなり、紀州などからの庇護をうけて、三宝院が建設されたり、寺院が移築され、現在の姿となりました。

京都府の世界遺産「醍醐寺」の逸話


醍醐寺といえば、豊臣秀吉の「醍醐の花見」の逸話が有名です。

豊臣秀吉は1598年に醍醐寺で、当時で日本最大級の見事な花見の宴を開くことを決めます。

そのために近畿各地方面からつぼみの桜を約700本ほど取り寄せて植樹し、三宝院や見事な庭園を造園し、絢爛豪華な花見が開催されたそう。

それにちなみ現在では、毎年4月の第2日曜日に「太閤花見行列」を開催しています。醍醐寺の一大イベントとして、多くの観光客で賑わっているんですよ♪

kemoolさん(@kemooruin)が投稿した写真 -

京都府の世界遺産「醍醐寺」の見どころ


醍醐寺は、先ほどご紹介したように約200万坪の広い敷地を有しています。
中でも一番の見どころは、国宝にも指定されている五重塔です。

951年に建立された塔で、京都で最も古い五重塔と言われているんです。

五重塔は、それぞれ仏教の宇宙観をもとに造られていて、下から地・水・火・風・空を表しているんだとか。

そんな中でも五重塔の初層の内部に描かれている両界曼荼羅(りょうかいまんだら)と大日如来像(たいにちにょうらいぞう)などが、五重塔とは別に国宝に指定されているんですよ♪ 京都府の世界遺産「醍醐寺」周辺のおすすめグルメ

京都府の世界遺産「醍醐寺」周辺のおすすめグルメ


広い醍醐寺を散策した後は、「久兵衛」でお食事はいかがでしょうか?

座敷とテーブル席のある昔ながらの定食屋さんといった感じの店内は、アットホームな雰囲気で初めてでも入りやすいお店です。

メニューは、観光地にも関わらず良心的でボリューム満点。
人気はとんかつ定食で、分厚いとんかつのほかにご飯やサイドメニュー、そしてお蕎麦の組み合わせで840円(税込)というとてもお得な定食です。

ほかにも豚ロース香味焼き定食や丼もの、サイドメニューなど充実しています。

◆九兵衛(きゅうべえ)
住所:京都府京都市伏見区石田大受町32-9
電話番号:075-573-1994
営業時間:8:00~20:00

京都府の世界遺産「醍醐寺」へ訪れる際の注意事項


醍醐寺観光周辺は、奈良街道という細い道のそばにあり、観光シーズン中はタクシーや観光バスによって渋滞となるので、なるべく公共交通機関を利用するようにしましょう♪

醍醐寺全体が1つの山なので、歩きやすい靴で訪れることをおすすめします。
また、上醍醐に入山する際は入山料が必要です。登山口にある女人堂で、料金を支払ってくださいね。

さらに、入山の際には醍醐寺社務所にて入山受付も必要ですので、こちらも忘れずに!

kemoolさん(@kemooruin)が投稿した写真 -

京都府の世界遺産「醍醐寺」へのアクセス方法


続いて、醍醐寺へのアクセス方法をご紹介します。

【電車・地下鉄を利用する場合】
・JR京都駅にてJR琵琶湖線また湖西線に乗車し、「山科駅」で下車します。
その後、京都市市営地下鉄東西線に乗り換えて、「醍醐駅」で下車、徒歩で向かうルートです。
・JR奈良線の六地蔵駅で地下鉄東西線に乗り換えて、「醍醐駅」で下車することも可能です。

【路線バスを利用する場合】
・JR京都駅八条口・8番乗り場で「京阪バス・山科急行」に乗車して、「醍醐寺」で下車。
・JR山科駅・1番乗り場から「京阪バス22,22A系統」に乗車して、「醍醐寺前」で下車。
・京阪六地蔵駅・2番乗り場から「京阪バス22,22A系統」から乗車し、「醍醐寺前」で下車。

所要時間は、京都駅から向かうルートが一番遠く、約30分かかります。
山科駅、京阪六地蔵駅からは15分〜20分ほどかかります。

◆醍醐寺
住所:京都府京都市伏見区醍醐東大路町22
電話番号:075-571-0002
営業時間:9:00~17:00(3月から12月第1日曜日まで)/9:00~16:00(12月第1日曜日の次の日よりから2月末まで)

醍醐寺


京都府の世界遺産「醍醐寺」と併せて訪れたいスポット


醍醐寺と併せて訪れたたいのが「伏見稲荷大社」です。

伏見稲荷大社は全国に30,000社ある稲荷神社の総本宮で、千本鳥居は国内外問わず観光客に人気の観光スポット!
映画やドラマ、漫画などのロケ地としても有名ですよね。

ほかにも境内には「おもかる石」と呼ばれる不思議な石があり、願い事を祈願したたあとに持ち上げて、思ったより軽いと願い事は成就し、重いと願いは成就しないんだとか!

ほかにも「きつね絵馬」や「きつねせんべい」などのきつねにまつわるお土産もあります♪

◆伏見稲荷大社
住所:京都市伏見区深草薮之内町68
電話番号:075-641-7331

伏見稲荷大社



おわりに


京都府の世界遺産「醍醐寺」は、山1つが境内という、とても広い敷地を有しています。
それぞれのエリアに見どころがたくさんあるので、観光地を何件もハシゴしてさっと訪れるよりも、集中して観て回りたいスポットです。
ぜひ、醍醐寺に訪れる際は、時間をしっかり確保して、ゆったりと過ごしてみてはいかがでしょうか?




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