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雨季が作り出す天空の鏡。ボリビアの絶景「ウユニ塩湖」




はじめに


南米ボリビアにある「ウユニ塩湖」。「天空の鏡」と呼ばれる空が上にも下にも広がる絶景が見られるにも関わらず、世界遺産に登録されていないことでも有名なスポットです。
もし「天空の鏡」を見たいのであれば、雨季を狙うのがベスト! いつか訪れたい「ウユニ塩湖」の見どころをご紹介します。
雨季の絶景

雨季の絶景


南米ボリビアの標高3700mの地に広がる、見渡す限り真っ白で広大な塩原。100km四方で高低差が50cmしかない、世界でもっとも平らな場所がいわゆる「ウユニ塩湖」と呼ばれているスポットです。

雨季になると塩の大地がうっすらと冠水し、波風がたたない穏やかな日にはまるで天空の鏡のように空を映し出します。その美しい姿は、世界中の人々を魅了し、毎年多くの観光客が訪れています。
ウユニ塩湖の雨季は、12月~4月の間。鏡張りの絶景を見るにはこの期間が適していますが、必ずしも見られるとは限りません。

他にも、「当日や前日に雨が降り、程よく冠水していること」「無風、もしくは風が弱いこと」「晴れていること」などの条件が必要です。 乾季の絶景

乾季の絶景


乾季は真っ白な塩原と空のコントラストが際立ち、雪原のような景色が広がります。この平面に広がる真っ白な景色を利用して、遠近法を使ったトリック写真も撮影できます。ウユニ塩湖はちょっとした気候や時間帯の違いで、表情が全く違う写真になるスポットなんです。 列車の墓場

列車の墓場


ウユニ塩湖の周辺には、他にも見所がいくつかあります。そのひとつが、「列車の墓場」といわれる場所。廃棄され錆付いた列車が広大な大地の中にぽつんと存在していて、独特の景観を作っています。

意外性があって、鉄道に興味がなくても楽しめる面白いスポットです。 アクセス方法

アクセス方法


まず日本からボリビアのラパス空港を目指しましょう。直行便はないので、アメリカ経由で渡ることになります。そして、ラパスからウユニまでは、航路か陸路かの交通手段に分かれます。飛行機はコストがかかりますが、片道45分から1時間程度で着くのでとても快適です。

陸路は夜行バス、鉄道などを利用する方法があります。所要時間はバスの場合は12時間程度、鉄道の場合は14時間程度。鉄道は最も安い交通手段になります。

ウユニに着くとツアー会社がいくつもあり、その日にどのツアーにするか決め、参加する形になります。値段やツアー内容を見て、数件の中から比較検討するのがおすすめです。

おわりに


たどり着くまでが大変ですが、ペルーのマチュピチュと併せて見る方も多いそうです。苦労した分、それを超える喜びが味わえる絶景・ウユニ塩湖の旅です。ぜひ一念発起して、ウユニ塩湖へ旅してみませんか?



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