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2019年に訪れたい文化発信都市5選


香港--(BUSINESS WIRE)--香港








いつ訪れても刺激的な街、香港。2019年はとりわけ、香港へ旅行するのに絶好の機会です。その理由の筆頭が、精力的に起業活動を続けるK11および新世界発展有限公司の鄭志剛(エイドリアン・チェン)氏が率先する尖沙咀沿岸の再開発地区です。香港を象徴する海沿いの遊歩道、アベニュー・オブ・スターズは、長年にわたる改修を完了。鄭氏が発想し、ニューヨークのハイラインを手がけた景観設計家のジェームズ・コーナー氏がデザインコンセプトを制作しました。アベニューにはデザインにこだわった休憩エリア、地元ブランドの商品を扱う売店、アジアの映画スターの手形、双方向のデジタル機能などが追加され、またアベニューで消費する電気を賄う香港初の波力発電実証施設も備え、香港で最も持続可能な遊歩道の一つとなっています。しかしアベニューは、鄭氏と氏が経営する企業の壮大な都市改修計画、ビクトリア・ドックサイドの一部に過ぎません。ビクトリア・ドックサイドは今年の第3四半期の完全オープンが見込まれている新しいアートとデザイン地区で、かつての倉庫街が、ミュージアムとショップを融合させた旗艦複合施設のK11
MUSEA、高級レジデンスのK11 ARTUS、すでに開業している現代的オフィス・スペースのK11
ATELIER、さらに今年のオープンが世界から熱く注目されているホテル「ローズウッド香港」で構成される地区へと生まれ変わります。都会の隠れ家と言うべきこのホテルは、短期滞在用の客室と長期滞在用のレジデンスに加え、飲食施設8カ所とウェルネス施設1カ所も備えます。尖沙咀から少し離れた西九龍文化地区では、ヘルツォーク&ド・ムーロンが設計した待望のM+ビルディングが間もなくオープンし、世界の一流美術館の現代美術とコンテンポラリーアートを鑑賞できるようになります。



コペンハーゲン



デンマークの首都、コペンハーゲンはグルメの中心地として知られるようになりましたが、2019年は美食に限らない(竹がお好きな方は別ですが)さまざまな動きがあります。コペンハーゲン動物園は今年、特別設計のパンダハウスにパンダ2頭を迎え入れます。パンダハウスは陰陽模様の形をした施設で、新たに再オープンしたノーマを手がけた人気建築家のビャルケ・インゲルス氏が設計を行いました。インゲルス氏はコペンハーゲンのもう一つの大規模投資プロジェクトにも参加しており、持続可能な廃棄物発電所に屋上人工スキー場と世界一高いクライミングウォールを建設する「コペンヒル」と呼ばれる意欲的な環境保護プロジェクトを手がけています。「改装」は今のコペンハーゲンを物語るキーワードです。「コミュニケーション博物館」のエニグマは、郵便局を含む公共スペースへの改装を完了し、間もなく正式にオープンします。元は旧式の電話機など歴史的な遺品の展示室でしたが、現在では知的な討論から子ども向けのレンタル・ロボットまで多岐にわたる形態を通じてデジタル・コミュニケーションの意義を検証する施設となっています。もちろん、ノーマ2.0を訪問先リストに加えるのをお忘れなく。



シャルジャ



ドバイからわずか20分のシャルジャ首長国は今年11月から2020年2月まで、シャルジャ建築トリエンナーレを開催します。このトリエンナーレは、中東、北部・東部アフリカ、南部・東南アジアで初となる建築と都市計画の主要プラットフォームです。そんな先まで待てないという方には、3月7日から6月10日まで開催されるシャルジャ・ビエンナーレがお勧めです。ビエンナーレでは、フェイクニュースの時代のアート制作という主題を検証していきます。さらに今月、パラリンピックの前哨戦となる重要な予選大会のIWAS世界大会がシャルジャで開かれます。ホスピタリティー業界も盛り上がりを見せており、歴史的建造物修復プロジェクトである美しい高級ホテルのアル・ベイト・シャルジャや、環境に配慮したサファリ・スタイルの宿泊施設のキングフィッシャー・ロッジなどの最近開業した施設に加えて、今年さらに2カ所の主要な新規建設が完了する予定です。中心街から40分強の場所に位置するアル・バダイール・オアシスは、砂漠を体験できる高級リゾートを謳っており、また探検と冒険に最適な考古学上の重要地区にフォッシル・ロック・ロッジが建設されます。



ベルリン



11月9日にベルリンの壁崩壊から30周年を迎えるベルリンでは、記念日に向けて、歴史的な展示からアーティストによる解釈など、数多くのイベントに加えて、象徴的な壁の崩壊が導いた自由の精神を讃えるパーティーが催されます。バウハウス・フェスティバルのオープニングが行われたのは先月でしたが、一年を通して、長きにわたり世界の美術と建築に影響を与えているこのドイツの大学を讃えるたくさんのイベントが企画されています。ベルリンの中心に位置するベルリン王宮も再建され、ベルリン民族学博物館とアジア美術館を擁するフンボルト・フォーラムとしてオープンします。ドイツの大英博物館と謳われるフンボルト・フォーラムは、すでに賑わいを見せているベルリンのカルチャー・シーンに重要な文化施設として加わり、世界から見たベルリンの役割の紹介に注力します。



ロサンゼルス



今年のロサンゼルスの博物館に関する一番の話題は、ロサンゼルスの最も有名な産業、映画制作にオマージュを捧げるアカデミー映画博物館でしょう。この博物館の構造設計という栄誉ある任を受けたのはプリツカー賞受賞者のレンゾ・ピアノ氏です。2019年後半にオープンする博物館の第1回の展示として「となりのトトロ」や「千と千尋の神隠し」を制作した日本の映画監督、宮崎駿氏の作品の回顧展が開催されます。ロサンゼルではホテルシーンも注目の的です。L.A.ダウンタウンにパークハイアットが誕生し、先月にはカルバーシティにパリホテルがオープン。今春遅くにはヒップなシルバーレイクのブティックホテルも加わります。料理界の最前線では、自身のレストラン「プジョル」がザ・ワールド50ベスト・レストランの第20位に格付けされた、モダン・メキシコ料理の達人で「ファイナル・テーブル」審査員のエンリケ・オルベラ氏がこの夏、西海岸で初めてのレストランをアート・ディストリクトにオープンします。



筆者:クリスティナ・コー



香港を拠点とするライター兼編集者のクリスティナ・コーは、10年以上にわたりラグジュアリー・シーンに関する執筆活動を続けてきました。執筆のテーマは、美容から健康、アート、カルチャーまで多岐にわたります。「プレステージ香港」の編集長を務めていた経歴を持つコーは現在、「香港タトラー」、「南華早報」、「ディスカバリー」、「シルバークリス」など各誌に寄稿しており、さらにルイ・ヴィトン、デイオール、エスティ
ローダー、レーン・クロフォードなどのクライアントの仕事にも従事しています。



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