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東京五輪期間中だけで民泊1部屋 600 万円の売り上げも 民泊の宿泊料金すでに高騰


東京五輪開催期間中、東京都内の民泊の宿泊料金がすでに高騰を始めている。東京五輪は 2020 年 7 月 24 日(金)から 8 月 9 日(日)まで日本で開催されるが、渋谷駅近く民泊物件では大人4名 19 泊、約 600 万円で連泊予約が入る異常事態となっている。


民泊運営代行サービスを手掛けるエアサポと民泊不動産仲介を行う部屋バルによると、上記の渋谷の物件以外にも下北沢の民泊物件では、大人1名 19 泊で約 500 万円の連泊予約が入っているという。


平均宿泊単価でみると、渋谷の民泊物件では1泊平均 31 万円、下北沢の民泊物件では1泊平均 26 万円と高騰している。いずれの物件も高価格帯の高級ホテルではなくごく一般的な民泊物件だ。


東京五輪の会場は、前回1964年に開催された東京大会のレガシーを引き継ぐ「ヘリテッジゾーン」と都市の未来を象徴する「東京ベイゾーン」の大きく2つから構成されている。


「ヘリテッジゾーン」にはオリンピックスタジアムや日本武道館、東京国際フォーラムなどがあり、「東京ベイゾーン」には有明アリーナや有明テニスの森などがある。


どちらの物件もサッカーやラグビーなど競技によって異なる複数の五輪会場から近く、このような立地の良さも宿泊先選定の要因ともなっているようだ。


五輪開催までまだ6カ月以上前であるが、約3週間に渡って開催される五輪期間に合わせるような形で宿泊予約が入っているような状況である。


なお、いずれの民泊も宿泊予約もコミッション(手数料)制を導入する大手オンライン予約サイト経由で予約が入ったものであることから、その手数料金額も大きく、渋谷の民泊物件では、約 70 万円、下北沢の民泊物件では約 60 万円の手数料が発生している。


大手オンライン予約サイトでは予約ごとに宿泊料金の 10 ~ 15% の手数料を徴収することが一般的となっているが、東京五輪期間中の予約売上が高騰する分、予約手数料も高額になっている。


東京五輪の開催期間中は全世界から多くの外国人旅行者が訪れることが確実視される中、宿泊業界では客室争奪戦の火ぶたが落とされつつあるようだ。


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