西鉄と毎日新聞、東京・日本橋と福岡・天神のビルを”交換”で合意 その理由は？

西日本鉄道（西鉄）と毎日新聞社は、福岡・天神の再開発の推進と協力で基本合意し、福岡・天神の毎日福岡会館と東京・日本橋の西鉄日本橋ビルを交換すると発表した。

毎日新聞社は、西鉄を中心とした天神明治通り街づくり協議会の発足以来、天神地区の活性化に向け協力しており、主要資産である毎日福岡会館の将来像を検討する中で、天神の発展に努力をしてきた西鉄の企業姿勢に賛同し、再開発に協力するために譲渡を決めた。西鉄では、毎日福岡会館は那珂川沿いの魅力ある場所に位置していることから、天神の魅力や価値向上のために有効活用を目指す。6月末を目処に引き渡しを予定している。毎日新聞社では取材・営業拠点としての福岡本部は存続させるとしている。

毎日福岡ビルは1969年8月竣工で、地上16階地下1階建て。敷地面積は2,314平方メートル、延床面積は22,075平方メートル。西鉄日本橋ビルは2012年5月竣工で、地上8階地下1階建て。敷地面積は894平方メートル、延床面積は6,744平方メートル。

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