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五輪の聖火乗せた特別機、松島基地に着陸 この後セレモニー開催




東京オリンピック・パラリンピックの聖火輸送のための特別塗装機「TOKYO 2020号」がきょう3月20日午前9時36分ごろ、ギリシャのアテネから航空自衛隊松島基地に到着した。



「TOKYO 2020号」は、18日午後に羽田空港からアテネへ向けて出発。現地時間19日にアテネで行われた引き継ぎ式で、古代オリンピックの聖地であるオリンピアの太陽光から採火された聖火が引き渡された。引き継ぎ式には当初、東京オリンピック・パラリンピック運営組織委員会の森喜朗会長や、柔道金メダリストの野村忠宏さん、レスリング金メダリストの吉田沙保里さんが出席する予定だったものの、取りやめた。





聖火の輸送は、ボーイング787-8型機(機体記号:JA837J)を使用し、オフィシャルエアラインパートナーである全日本空輸(ANA)と日本航空(JAL)が共同で行った。松島基地に到着したフライトの運航便名はJL2020便で、往路は前回の東京オリンピックが行われた1964年にちなんだ、JL1964便として運航した。



この後、セレモニーが行われ、機体から聖火が運び出されるほか、航空自衛隊のブルーインパルスが上空にカラースモークで五輪を描く。



聖火は、宮城県・岩手県・福島県にて「復興の火」としてそれぞれ2日間展示され、3月26日から聖火リレーを開始。福島県を出発し、開会式が行われる7月24日までの121日間、日本全国をまわる。

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