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JAL、A350型機到着で記念式典 植木会長「機内も素晴しい出来」




日本航空(JAL)は、エアバスA350型機初号機(機体記号:JA01XJ)の到着記念式典を羽田空港の格納庫で行なった。



現地時間6月13日に仏・トゥールーズを出発した初号機のフェリーフライトは、日本時間14日午前7時56分にM2格納庫前の211番スポットに到着。方向を変えて尾翼側からゆっくりと格納庫に入ってきた同機を、揃いの赤いTシャツを着た大勢のJALグループ社員が歓迎した。






▲コックピットから手を振る宮下機長



フェリーフライトには、JALの宮下篤機長と仲本大介機長のほか、植木義晴代表取締役会長ら同社関係者13名とエアバスのパイロット2名が搭乗。社員や報道陣に手を振りながら降機した植木会長は、タラップの下で出迎えた赤坂祐二代表取締役社長にログブック(航空日誌)を手渡した。




▲降機する植木会長(中央)と宮下機長、仲本機長





エアバスA350型機ではログブックは電子化されており、紙製のものは使用しない。整備出身の赤坂社長はログブックを手に、「(ログブックは)運航乗務員と整備士との間の重要なコミュニケーションツール。元機長の植木会長から手渡してもらえるのは感慨深い」と語った。



植木会長は今回のフェリーフライトまで敢えて客室に入らず、機内を楽しみにしていたという。機内の感想を求められた同会長は、「シックな作りではあるが、趣向を凝らしてJALらしさを表現できた機内。すばらしい出来」と満足げ。機内は20日に公開されるが、同会長は「ヒント」として「中央のハットラック(荷物棚)に新しい工夫をしてある。お楽しみに」と付け加えた。





また、これまでボーイング機に23年間乗務してきたという宮下機長は、操縦席の仕様が異なるエアバスA350型機について「サイドスティックは初めてだったが全く違和感ない。むしろ繊細な操縦はしやすい」と話し、「未来の飛行機だと感じた」と述べた。



JALは、エアバスA350-900型機18機と同A350-1000型機13機を確定発注、オプションとして25機の購入契約を締結しており、2号機以降も順次受領する。就航初便は9月1日の東京/羽田〜福岡線となる。




▲植木会長、赤坂社長もTシャツを着用してフォトセッションを行なった





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