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アメリカン航空、羽田発着枠獲得でダラスなどに就航へ 米国側に8枠の割当て見込む




アメリカン航空は、2020年の羽田空港の発着枠増枠で、日米路線には16枠が割り当てられるとの見通しを示した。



10月10日に東京都内で開催したメディアラウンドテーブルで明らかにしたもの。クリス・デグルートグローバルセールス担当副社長、アリソン・テイラーグローバルセールス担当上席副社長、シェーン・ホッジスアジア・太平洋地区副社長が出席した。



16枠の発着枠は日本側に8枠、アメリカ側に8枠が配分されるものとみられる。アメリカン航空では可能であればすべて獲得したいとの意向を示しており、ダラス/フォートワース、ロサンゼルス、シカゴといった、アメリカン航空のハブ空港への路線展開を見込んでいる。共同事業を展開する日本航空(JAL)が就航している都市が良いか、飛んでいない都市が良いかは「今後の検証による」とした。



アメリカン航空は現在、東京/成田〜ダラス/フォートワース線を1日2便、東京/成田〜ロサンゼルス・シカゴ線と東京/羽田〜ロサンゼルス線をそれぞれ1日1便運航している。東京/成田〜シカゴ線は12月18日から週3便に減便するため、成田国際空港を発着するのは1日最大4便、週24便となる。



現在、アメリカの航空会社による羽田空港発着路線は、ホノルル(ハワイアン航空/週11便)、コナ(ハワイアン航空/週3便)、ミネアポリス(デルタ航空/週7便)、ロサンゼルス(デルタ航空/週7便、アメリカン航空/週7便)、サンフランシスコ(ユナイテッド航空/週7便)の5路線。アメリカン航空には昼間の1枠が割り当てられている。



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