広島・三原の「みはらし温泉」、利用者がレジオネラ菌に感染し死亡 40名が集団感染

広島県三原市の森川観光グループは、「日帰り みはらし温泉浴場」に入浴した利用者の中から、レジオネラ菌による感染症の疑いがある利用者が発見されたと発表した。広島県厚生環境部は原因を調査している。

広島県によると、3月25日午後4時現在で発症した患者数は40名で、うち50歳代の男性1名が死亡した。別館「夢の宿」の入浴施設では患者は発生しているとの届け出はないという。3月30日までに利用し、入浴後に発熱、頭痛、腹痛、めまいなどの症状がある場合には、病院で申告の上、診断するよう呼びかけている。

「みはらし温泉浴場」は営業を自粛している。みはらし温泉の本館2階の食事処「魚三昧」、3階の「大衆演劇公演」、別館「夢の宿」は通常通り営業している。

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