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ラリー・スウェーデンでジャンプ飛距離王者に輝いたのはトヨタGAZOO Racingのクリス・ミーク選手!


WRC第2戦ラリー・スウェーデンはスノーラリーとして知られるとともに、TOYOTA GAZOO RacingがWRC復帰後初優勝を飾った地としてもおなじみ。今年2019年のラリー・スウェーデンでもTOYOTA GAZOO Racingが2019年シーズン初優勝を飾ったが、ラリーの優勝争いとともにラリーファンの間で注目を集めているのが、ジャンプ飛距離ナンバーワンを争う「コリンズ・クレスト賞(COLIN'S CREST AWARD)」だ。

1995年にラリー・スウェーデンを走るコリン・マクレー選手。(PHOTO:SUBARU/STI)

2007年にヘリコプターの墜落事故によりこの世を去ったラリードライバー「コリン・マクレー」。スバルのWRCの活躍は、マクレーと共にあったと言っても過言ではない。豪快な走り、そしてリスクを恐れない大ジャンプで世界的に人気を博した伝説的ラリードライバーである。




そんなマクレーが現役時代に大ジャンプを魅せていたのが、ラリー・スウェーデンのSS、「ヴァルゴセン(Vargåsen stage)」にあるジャンピングスポットだ。そんなマクレーの偉業を称えるべく、ラリー・スウェーデンのオーガナイザーは、この「ヴァルゴセン」での飛距離がナンバーワンだったドライバーに、「コリンズ・クレスト賞(COLIN'S CREST AWARD)」を贈呈している。

そして2019年ラリー・スウェーデンのコリンズ・クレスト賞を受賞者したのは、41mを記録したTOYTOA GAZOO Racingのクリス・ミーク選手だ。




ミーク選手は、ラリー活動初期にコリン・マクレーから才能を認められ、ラリー活動の資金を援助されていた経緯もあり感動の受賞と思いきや、肝心のラリーのリザルトが総合6位だったこともあり、「ジャンプはショーのため。コーナはパン生地(稼ぎ)のため。(第3戦の)メキシコラリーでは、パンを焼くよ( “jumps are for show, corners are for dough”!! So we will be after the dough in Mexico." )」と、若干反省ぎみのコメントを残している。

一方、TOYOTA GAZOO Racingはこのラリー・スウェーデンでオィット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ組(ヤリスWRC 8号車)組が2019年シリーズ初優勝するとともに、ラリー・スウェーデンは2018年に引き続き2連勝となった。

写真はチームメート、ラトバラ選手の豪快なジャンプ。伸びきったサスペンションが美しい。

ちなみに、これまでの最長距離は、2016年のアイヴィン・ブリニルドセンが記録した45mとなっている。




PHOTO: TOYOTA MOTOR CORPORATION

<ラリー・スウェーデン 最終リザルト>


1 オィット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ (トヨタ ヤリス WRC) 2h47m30.0s


2 エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム (シトロエン C3 WRC) +53.7s


3 ティエリー・ヌービル/ニコラス・ジルソー (ヒュンダイ i20クーペ WRC) +56.7s


6 クリス・ミーク/セブ・マーシャル (トヨタ ヤリス WRC) +1m38.8s


21 ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ (トヨタ ヤリス WRC) +14m44.4s
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