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【TAS2019ブース探訪(ブリッツ編①)】ブリッツは、原点回帰でユーザーフレンドリーなタービンキットが多数


西ホール1のいつもの場所にブースを構えるブリッツ。東京オートサロン2019は、「車検規制を逸脱せずにユーザーに提案できる範囲のチューニング」がコンセプト。そのぶん、派手さはないが、タービンキットをはじめ、チューニングのファーストステップとして楽しめる展示内容となっている。まずはGT-Rのタービンキットから。

 GT-Rのチューニングともなると、東京オートサロンでも1000psを越すモンスターマシンが並ぶようにハイパワー傾向が強く、それにともない、現存するタービンキットはパワー優先のため、ひとつめの触媒を取り外した競技用として販売しているケースが多い。




 ブリッツの「BOLT-ON TURBO SYSTEM GT-R」は、コンセプトどおり、純正のIHI製ターボチャージャーをベースに、オリジナルのコンプレッサーホイールを組み合わせてハイフロー化したもの。もちろん触媒は純正のままで、ブーストアップ+αで約100psアップを狙える仕様となっている。具体的には、NISMOがInlet 46.5.φ/Outlet60.0φに対して、ブリッツ製は、Inlet 48.3φ/Outlet62.0φとし、トリムレシオ的には0.6%アップしている。純正より大幅にサイズアップされたGT-R NISMOをベースに改造しているため、約700psまで狙える計算となる。




 ブリッツのブースには2017年モデルのGT-Rをデモカーとして展示しているが、GT-Rも登場して約12年がたち、07〜09年あたりの初期モデルを中古車で購入して、リフレッシュついでに純正より少しパワーアップして楽しもうとする層が増えてきているという。その昔、第2世代のGT-Rでも同じように500psくらいの遊べる範囲のパワーアップで、長くキレイに乗ろうとする流れがあったが、まさにブリッツの狙いはそこにあるのだろう。時代は繰り返されるのだ。

右がニスモ、左がブリッツオリジナル。コンプレッサーのはねがニスモよりトリムレシオで0.6%大きく、エキゾースト側はニスモと同等。 羽は鍛造削り出しでやっている。はねを大きくしているにも関わらず、約1g程度、ニスモより軽くできている。はねに細かい溝ができているのは製法上の問題。

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