三菱電機は、耐環境性と内装に高いデザイン性が求められる自動車や船舶などの表示機器向けに、平面形状と同等の高い視認性と色鮮やかな表示を実現した曲率半径(※1)700mm以上1,000mm未満の曲面カラーTFT液晶モジュール(凹型)を開発し、量産化技術を確立した。これを機に本格的に受注を開始する。

■ 曲率半径700mm以上1,000mm未満の曲面カラーTFT液晶モジュールの量産化技術を確立

・平面形状と同等の表示性能を持ち、曲率半径700mm以上1,000mm未満の曲面カラーTFT液晶モジュールの量産化技術を確立

・製品ごとの曲がり具合のばらつきを考慮したパネルや筐体の設計により、効率的かつ安定的な生産が可能

・カラーTFT液晶パネルの製造から曲面ガラスの貼り付けまでを一貫生産することにより、生産期間を短縮し、高い品質を確保



■ 曲面形状でも平面形状と同等の表示性能を実現

・曲がり具合を考慮したパネルや筐体の設計により、白・黒均一性(※2)を確保

・超広視野角(上下左右176°)、高輝度(1,000cd/㎡)、高コントラスト比(1,000:1)により、明るい場所でも高い視認性を実現

・高解像度(167~190ppi ※3)により、鮮明で多くの情報表示が可能

・広い色再現性範囲(NTSC比Typ.84% ※4)により、色鮮やかな表示が可能

・広い動作温度範囲(-40℃~+85℃)により、厳しい温度環境での使用に対応

※1 曲線の曲がり具合を曲線が円弧となる円の半径の値で表したもの。値が小さいほど曲がり具合が大きい

※2 白、黒表示時の表示面内の輝度の均一性

※3 pixels per inchの略で画像解像度を表す単位

※4 色域規格のひとつで、アナログテレビ方式の色域規格

情報提供元:MotorFan
記事名:「 三菱電機:曲面カラーTFT液晶モジュールの量産化技術を確立し受注を開始