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【カーナビ歴史探訪】車種専用大画面ナビという新ジャンルを確立 アルパイン ビッグX VIE-X088 【CAR MONO図鑑】


高い人気を誇るアルパインのビッグXシリーズだが、その歴史は2010年から始まった。「美しく装着できる車種専用大画面ナビ」のコンセプトは今でも受け継がれている。


REPORT●浜先秀彰(HAMASAKI Hideaki)

7型よりも1.43倍大きな8型大画面を実現

 アルパインのAV一体型ナビ・ビッグXシリーズはその名前からイメージできるように大画面が魅力。現在では11型までラインアップしているが、初代モデルは8型からスタートした。




 アルパインでは他社と同様に2DINサイズの一般的なAV一体型ナビをリリースしていたのだが、2010年のモデルチェンジで突如として8型ディスプレイ搭載の「ビッグX VIE-X088(オープン価格)」を発表。規格サイズである2DINでは物理的に7型ディスプレイを納めるのが限界だが、独自サイズボディを設定することで8型ディスプレイの内蔵を実現した。もちろん、それでは取り付けられないので、自然な装着感を生み出す車種専用の取り付けキット「パーフェクトキット(別売:当時価格1万4700円~)」も同時に開発された。

マークXにも後付け感のないイメージで装着。

 しかも見た目だけでなく機能面にも車種専用を取り入れ、純正ステアリングリモコンによるコントロールができたり、装着車に合わせた音響データなども搭載していた。




 ちなみに当時の適合車種はプリウス、アルファード/ヴェルファイア、エスティマ、ノア/ヴォクシー、インサイトなど全部で11モデルとなっており、順次ラインアップが拡大されていった。




 ビッグXシリーズはこの後、2012年には9型、2014年には10型、2016年には11型とディスプレイサイズを拡大していき、本体+取り付けキットという装着スタイルではなく、ナビとセンタークラスターを一体化したスタイルをメインとしてフィット感も格段に向上。車種専用機能についてもバックカメラガイド線&バックドアガイド線表示、地デジアンテナ位置設定、専用オープニング画面などが追加されていった。

さまざまな車両情報を表示するドライブインフォ機能では中央のイラストも装着車に。これはヴェルファイアだ。

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