■FA20 DIT

シリンダー配列 水平対向4気筒

排気量 1998cc

内径×行程 86.0mm×86.0mm

圧縮比 10.6

最高出力 221kW/5600rpm

最大トルク 400Nm/2000-4800rpm

給気方式 ターボチャージャー

カム配置 DOHC

ブロック材 アルミ合金

吸気弁/排気弁数 2/2

バルブ駆動方式 ロッカーアーム

燃料噴射方式 DI

VVT/VVL In-Ex/×

インテークマニフォールド・ブランチ長を3.6㎜、径を2.3㎜拡大、エアクリーナー大型化、吸気ブーツやダクト形状の見直し等で、最大出力を5kW、最大トルク7Nm向上させるマイナーチェンジが行なわれた。クランク支持剛性の強化やピストンへのショットピーニング等、耐久性の向上策も付加。

■FA20

シリンダー配列 水平対向4気筒

排気量 1998cc

内径×行程 86.0mm×86.0mm

圧縮比 12.5

最高出力 152kW/7000rpm

最大トルク 212Nm/6400-6800rpm

給気方式 NA

カム配置 DOHC

ブロック材 アルミ合金

吸気弁/排気弁数 2/2

バルブ駆動方式 ロッカーアーム

燃料噴射方式 DI+PFI

VVT/VVL In-Ex/×

 トヨタと共同開発したFRスポーツカー・86/BRZの専用エンジンとも言えるパワーユニットがFA20だ。高出力と良好な高回転域のフィーリングを実現するためにボア×ストロークをあえて86.0×86.0mmのスクエアとした。薄型オイルパンの採用や、吸気系の寸法をミリ単位で詰めるなどの工夫により、FB20より軽量に仕上げられている。燃料噴射方式は、直噴とポート噴射を併用するトヨタのD-4Sを採用。水平対向エンジンに適用するための開発はスバル自身が行なっている。

 一方のFA20DITは、スバル初の直噴ターボ・ガソリンエンジンだ。FAという型式名を持つが、クランクシャフト以外は自然吸気版のFA20との共通要素はほとんどない。EJターボの後継としてFBシリーズをベースにターボ版の開発が進められていた途中で、FA20のプロジェクトが浮上し、ボア×ストロークの適合性からFBの84.0×90.0mmではなく、86.0×86.0mmを採用したためFA20になったというのが真相。こちらは、D-4Sではなく直噴。ターボはツインスクロールタイプだ。

情報提供元:MotorFan
記事名:「 あえてスクエアとしたボクサーエンジン──FA series