トヨタは、スイス・ジュネーブでジュネーブ・モーターショーで、「GR Supra Racing Concept」を世界初公開した。

「スープラ」は「2000GT」などと並び、トヨタの歴史において長らくフラグシップスポーツとして親しまれてきたが、2002年に生産を中止している。今回初公開した「GR Supra Racing Concept」は、「スープラ」を16年ぶりにレーシングカーとして蘇らせたコンセプトモデルである。



トヨタからの発表には、搭載エンジンやトランスミッションなど技術的な詳細はいまのところまだない。噂では、BMW製の直列6気筒エンジンをフロントに積む、ということだったが……追加情報を待ちたい。以下はトヨタのプレスリリースより。



「GR Supra Racing Concept」は、TOYOTA GAZOO Racingが手がけるスポーツカーシリーズ「GR」のスタディモデルとして、よりエモーショナルでワクワクさせるスポーツカーを表現するため、往年の「スープラ」をイメージしながら製作した。

トヨタがグローバルで推進する「もっといいクルマづくり」の取り組みのもと、「トヨタ世界最高峰のFun to Driveを提供する新たなスポーツカー」を目指して、欧州のモータースポーツ活動拠点であるトヨタモータースポーツ有限会社(Toyota Motorsport GmbH)が開発を担当した。



「ロングノーズ&ショートデッキ」の伝統的スポーツカーのフォルムをまとった「GR Supra Racing Concept」は、フロントエンジン・リヤドライブの2ドアクーペ。コンパクトなボディには、レースの最前線で使われる軽量かつ高剛性なカーボン・コンポジット材などを採用した。左右に大きく張り出したフェンダーや大型リヤウィング、リヤディフューザーなどは、優れた空力性能と走行性能とを狙って開発した。



ウィンドスクリーンとサイドウィンドウは、軽量化のために樹脂製を採用。

ミシュランタイヤにBBS製のホイールを組み合わせる。

ブレーキシステムはブレンボ製だ。



シートとセーフティハーネスはOMP製。ステアリングホイールにはクイックリリース機構がつく。



サスペンション、ホイール、タイヤ、ブレーキなどは、レース専用部品を装備している。インテリアも、後方確認モニターがついたダッシュボードやレーシングシートに加え、パドルシフト付きステアリングホイール、コラム、ペダル、ロールケージなど、各種レース用装備を組み込んでいる。



「The Sports of Toyota」として、四半世紀にわたり世界中のファンから愛され続けた「スープラ」は、モータースポーツの世界でも確かな足跡を残した。特に、1993年に発売された第4世代のスープラは、全日本GT選手権(現在のSUPER GT)のGT500クラスで4回の年間チャンピオンを獲得。1980年代にはアメリカのIMSAレース、1990年代にはル・マン24時間レースに参戦するなど、多くのファンを魅了した。



なお、「GR Supra Racing Concept」は、ゲームソフト「グランツーリスモSPORT」に、2018年4月のアップデートで、新モデルとして追加される予定である。

主要諸元

全長×全幅×全高:4575×2048×1230mm

ホイールベース:2470mm

駆動方式:FR

タイヤサイズ:F30/68-18 R31/71-18

情報提供元:MotorFan
記事名:「 速報!新型スープラ、ジュネーブで16年ぶりに復活! 「GR Supra Racing Concept」