NATS(日本自動車大学校)の学生がトヨタ・カムリ(AVV50)をベースに仕上げたピックアップ。矛盾しているように思えるテーマ「スポーティ・セダンピックアップ」を納得させる自然さがウリです。

はじまりは、ベースに選んだAVV50カムリに若者のクルマではなく、いわゆるおっさんグルマのセダンだよなあというイメージがあったところから。ちょうどその時期にフルモデルチェンジがはじまったので、こっちよりもカッコイイ北米版カムリのフロントフェイスを移植しようと考えたそうです。

名前はおなじクルマですが、ヘッドライトのカタチや角度はまったく別。その固定で困ったすえに思いついた秘策は、新旧のコアサポートをふたつ並べることでした。

そのためボンネットも10cm近く延長され、フェンダーも作り直す必要がありましたがプレスラインを工夫するなどして違和感ない見た目に。

逆に違和感満載なのがリヤ側。オーストラリアの自動車メーカーのピックアップホールデン・コモドアユートが好きなメンバーがいて、それをイメージして製作しました。

ルーフとBピラーの内側だけ残して後ろ側をカット。ハイブリッドのバッテリーシステムなどがあった後部座席とトランクになんとかピックアップとしてのスペースを確保。

これで世にも奇妙なセダンピックアップができたわけですが、最後はレーシングカーのようなバイナルステッカーで仕上げ。最終的なテーマである「スポーティ・セダンピックアップ」が完成したというわけでした。

情報提供元:MotorFan
記事名:「 スポーティーなセダンでピックアップって矛盾してません!? 【東京オートサロン2018】