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三菱重工エンジニアリング、埼玉新都市交通ニューシャトル向けに6両を追加納入


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三菱重工エンジニアリングは、埼玉新都市交通の新交通システムであるニューシャトル向けに自動案内軌条式旅客輸送システム(AGT)6両を追加納入する。

ニューシャトルの既存車両を更新するものとして2015年度から現在までに2020系車両を18両を納入しており、今回の「24編成」向けを追加したことにより、編成ごとに七色で塗り分けて沿線の未来を描こうというコンセプトの「セブンドリームカラー」にまた一歩近づくこととなる。

2020系車両は無塗装のオールダブルスキンアルミ構体を採用するなどし、既存車両に比べ1両当たり1トン超の軽量化を実現している。

電力消費量が少なく環境負荷を一層軽減した車両であるだけでなく事業者のランニングコスト抑制に貢献している。

台車には軽量・高耐久性・低振動・低騒音・メンテナンスの容易性を備え快適な乗り心地を提供する最新型台車「T-smover」 を採用している。

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2020系車両は2016年度のグッドデザイン賞を受賞。2020系の車内外における未来感溢れる独特のデザインはニューシャトルの顔になっている。

車体断面は、理想的なシート形状の傾きを基準に車内が最も広くできる六角形状とし、合理性と快適性を備えた上質な室内空間に仕上げた。

AGTとは「Automated Guideway Transit」の略で道路上の空間を有効利用するために考案されたシステム。

ニューシャトルに要求される最小回転半径は25メートルで交差点で周囲の建物に影響せずにS字型曲線区間の走行ができることも特徴の一つである。また、ゴムタイヤを用いているため、騒音・振動で沿線環境に影響を与えない優れたシステムである。

今回の追加納入をさらなる弾みとして、今後も国内外に向け優れたデザインや経済性、環境性能を強くアピールし、さらに積極的な営業を展開していくとしている。

埼玉新都市交通は、2020系車両「24編成」を2月18日より営業運転を開始すると発表した。



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