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JR東日本、新幹線試験車両「ALFA-X」のデザインを発表


1_斜め上の視点_1号車_R

JR東日本は、新幹線の試験車両「ALFA-X」のデザインおよび開発状況を発表した。

次世代新幹線を進めるための試験車両はE956形式、愛称名「ALFA-X」で2019年5月に落成する予定となっている。

3_斜め上の視点_10号車

形状は2種類の新たな先頭車両の形状を製作、トンネル突入時の圧力波抑制を目指す。

2_横からの視点_1号車


東京寄り先頭車の1号車はE5系とほぼ同じ先頭長としながらもトンネル突入時の圧力波を抑えると共に室内空間を確保することの両立を目指している。

先頭部の形状は「削ぎ」や「畝り」、「拡がり」といった、風の流れによって作られる要素を取り込む。

4_横からの視点_10号車

新青森寄り先頭車の10号車は先頭長を従来より長くすることで、トンネル突入時の圧力波を抑えて環境性能を追求する。

先頭部の22メートルに及ぶロングノーズは台車部を覆うせり出した造形、運転士を包み込む造形、後方に向けて滑らかにつなぐ造形の3つの造形で構成する。

カラーリングは周囲の色を取り込む明るいメタリックボディに、自然、都市間における人々の活発な行き交いを表した爽快感のあるグリーンの帯を合わせる。また、このALFA-Xによって人々や情報がより親密に行き交う様をクロス状の側帯で表す。

ロゴマークはクロス状の側帯の角度に併せて整えた自体はALFA-Xの特徴であるIoTやAI等のデジタルなイメージを表している。水平ラインと右上がりのラインに段々と明るくなるグラデーションを用いることで新幹線らしいスピード感、先進的な技術を採用した新幹線が明るい未来につながることを表している。

5_側面視_1号車

試験車両の開発状況は、さらなる安全性・安定性の追求として地震時により早く止まるための開発品、脱線しにくくさせる開発品、車体、台車、軸箱等への振動センサ、温度センサの設置により台車の異常状態を把握するシステムを搭載、着雪しにくい車体構造の試験として新たな床下構造の試験を行う。

快適性の向上としてより快適な車内空間実現を目指し、動揺防止制御装置等を搭載する。

環境性の向上として環境性能を向上させるため、2種類の低騒音パンタグラフを搭載して試験を実施する。

メンテナンスの革新として地上設備や車両の各機器をモニタリングする装置を搭載、試験を通じてデータ収集してさらなる安全、安定輸送の実現に加えCBM(状態基準保全)の実現を目指す。


6_側面視_10号車

将来自動運転を目指すうえで出発から高速走行および停車に必要な加速、惰行、減速といった列車運転に欠かせない機能のスムーズな車両の制御を実現するため基礎的な研究開発を行う。

(画像提供:JR東日本)

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