乗り比べインプレッション#07_ボルドワールド

頼もしきハンドリングとともに
圧巻の低さを極める

BOLD WORLD/Absolute DS NEXT
ボルドワールド/アブソリュート ディーエス ネクスト

ボルドワールド 車高調 アブソリュート 試乗 インプレ ローダウン
エアサスと車高調の双方からローダウンへアプローチし、低さを突き詰めるボルドワールド。こだわりユーザーから広く支持される完成度の高さは、モータースポーツのノウハウを注ぐダンパーにある。

そもそも低さを追求していく場合はストロークによる干渉などを嫌ってスプリング、ダンパーともに硬めていく傾向にあるが、安直に動かさない足まわりへ仕上げてしまえば……クルマとして満足に走ることはできない。

つまり、必要なのは仕様に応じて抑制したストロークの中で、どれだけ動きを支配できるダンパーが与えられるかという部分なのだ。

そうした重要性を早くから感じ取っていたボルドワールドの小林代表は自社生産のオリジナルダンパー開発へと取り組み、車高調「アブソリュートDS」をリリース。現在は内部構造や各部パーツの精度見直しなどを図った次世代モデル、「アブソリュートDSネクスト」へとアップデートさせている。

ちなみに30系では、先代までのトーションビームからダブルウィッシュボーン化されたリアを最重要視してセットアップされてきた。

積極ストロークする足まわり構造に配慮してレートアップを図るとともに、ストローク時の線間密着が生じさせる異音対策としてバレルスプリングを採用。全長が短いリアダンパーも、初期から積極的に減衰力を立ち上げていくことで底付き防止と走りの頼もしさ引き出しを図ったのだ。

試乗したデモカーは、リアに低さ重視のショートスプリングを与えたモデル。100㎜以上ローダウンした攻めの一台だが、いざ走り出せば驚くほどマイルドな乗り心地が味わえた。たしかに唐突なギャップではリアの突き上げを少し感じたが、ダンパーが素早く衝撃を収めてくれるので不快感は皆無。

少ないストローク範囲に粘りある動きが引き出されているので、ハンドリングもリニアで頼もしい。

極低と快適性は共存不可能とされる車高調だが、このアイテムなら高い満足度を引き出せる。

BOLD WORLD/Absolute DS NEXT


低さと頼もしい乗り味を高次元で両立するボルドワールドの自信作。実走チェックを重ねて細やかに最適化を図っていく開発姿勢が完成度の高さの秘訣だ。
【SPECIFICATION】
■対応:ミニバン&SUV多数
■価格:19万8000円
スプリングシートは厚みを抑えたシングルロックタイプで、低さを突き詰める際でもダンパーを最適なストローク環境へと導ける。
モータースポーツのノウハウを注いで自社生産するダンパーはオーバーホールだけでなく、仕様変更にもフレキシブルに対応してくれる。

推しポイント
オーダー時にバネレートを26㎏f/㎜までセレクトできる


フロント10㎏f/㎜、リア15㎏f/㎜設定とするが、直巻きとなるフロントは2㎏f/㎜刻みで最大26㎏f/㎜までレートアップOK。バレルスプリングとなる30系リアは、低さ重視の2名+α仕様となるショートハイト、4人+α仕様のロングハイトがラインアップされていて、狙う車高や乗り方に応じたチョイスが可能だ。

DEMO CAR_30系ヴェルファイア(Hearts)



前後100㎜オーバーのローダウンでリムツラに攻め込んだ30ヴェルファイア。これだけ低く仕上げても通常走行ではインナー干渉することなく、細かなギャップもスムーズに受け流す。
【DEMO CAR DATA】

フロント リア
車高 約-100mm 約-100mm
バネレート 8.0kgf/㎜ 15.0kgf/㎜
減衰力 16/32段 16/32段

ホイール/アフェクション・LK-1リミテッドカイザー(21×9.5J+38)
タイヤ/ー(245/35R21)

ボルドワールド 角南昌隆さん
「低さ追求を大前提としたうえで、どれだけ走りの頼もしさを与えられるかにこだわりました。減衰力はフルソフトでもノーマル以上としています」。

ボルドワールド 0868-74-1221
https://www.boldworld.co.jp

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情報提供元:ドレナビ
記事名:「【車高調11択乗り比べ!!】#07_ボルドワールド・アブソリュートDSネクスト_有名ドコロのあの“足”を実際に乗って比べてみた!