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なぜ、旧いクルマのデザインは秀逸なのか?[part4:ディーノ206GTと246GTの違いとは?]


妖艶な美しさを放つディーノ。このクルマのヒストリーは、あまりに有名であるがゆえに改めて事細かに書く必要もないだろう。また、スペックを並べてみたり、インプレッション記事を書くこと自体が野暮な行為のようにも思えてくる。そうだとは知りつつも、今回はこれまでと趣向を変えて、ディーノ206GT(以下、206GT)にスポットをあてつつ、ディーノ246GT(以下、246GT)との相違点を解りやすく解説してみることにした。


大人になってから気づく「ディーノの魅力」


フェラーリ 206GT 246GT ユダ会長 HCC95


▲ディーノの魅力に気づいたということは、自分自身が大人になったことを知ることを意味するのかもしれない…

幼少期にスーパーカーブームを経験した著者、当時はランボルギーニ カウンタックやイオタ、フェラーリBB,ランチア・ストラトス…などなど、やはり派手目のクルマが好きだった(カウンタックは当然のことながらウイングのついたタイプね。やはり見た目にも迫力ある方が好きだったのかな?)。子どもながらに胸をときめかせて写真を眺めていた。


ところが大人になるにつれて「カウンタックは何が何でもLP400!」と、初期の無駄がなく、シャープなデザインが好きになり、子どものころにはあまり興味のなかったミウラにも惚れ惚れするようになり、そしてディーノの美しさに見るにつれてため息が出るようになっていった。


上京したばかりの頃、走っているディーノを初めて見たときは、バイクでしばらく追いかけた記憶がある。ずっと眺めていても飽きないほどに完成されたデザインは、子どもの頃はそこまで傾倒しなかったのか、今となっては不思議でしかたがない。


フェラーリ 206GT 246GT ユダ会長 HCC95


そんなディーノであるが、一般的に知られている「246GT」以外にも、2Lエンジンを搭載する「206GT」があるのをご存知だろうか?


「206GT」は、ホモロゲーション取得用に生産され、152台しか作られていない「超」がつくほどの希少車なのである。


幸運なことに、筆者のまわりには何人かのディーノオーナーがいる。さらにそのなかには、希少な206GTのオーナーもいるので、色々と話しを聞く機会も多い。せっかくなので、206GTと246GTの違いを写真とともにその違いを見ていこう。


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