先日、70代半ばになるという、ある旧車にお乗りの男性を取材させていただく機会がありました。「オレも今年で後期高齢者だよ」と仰る姿は本当に素敵で、自分もこの方のように年を重ねていきたいと感じました。パワステもなく、エアコンもまともに効かないような旧車を嬉々として乗られる姿は本当にカッコイイ。まだまだお元気で乗り続けていただきたいです。

その一方で、昨年のちょうど今ごろ、70代後半の方が運転するクルマに側面衝突され、筆者の愛車の左ドア2枚が損傷しました。相手が一時停止を無視して突っ込んできたので、こちらはとっさに緊急回避。それでも停車せずに接触。よくよく話しを伺うと、相手の方は老々介護の身だということでした。この事実を知ってしまった以上、これもう怒るに怒れません。その代わり、保険会社とはモメにモメましたが・・・。お陰で修理の目処が立たず、1ヶ月半の代車生活を余儀なくされました。

お2人が仰っていたのは「クルマに乗れるのもあと数年だし・・・」でした。しかし今回は、高齢者ドライバー云々の話しではありません。あれほど大切に扱ってきた自分の愛車も、天国には乗っていけません。筆者の周囲で、そのことを痛感するできごとが最近相次いでいます。また、日々さまざまなオーナーさんを取材させていただいていますが、自分がいなくなった後に愛車はどうなるのか・・・。少なからず気に掛けている方が多いことも分かってきました。そこで、これらの体験談を基に、記事にまとめてみようと思い立ちました。

ケース1:自分の子どもがクルマ好きの場合

旧車 クラシックカー 相続

これはあくまで確率論ですが、かなりの割合で親がいかに大切に乗っているかを理解してくれています。黙っていても、親の意思は子どもたちの誰かが引き継いでくれる可能性は高いとみてよさそうです。幼少期のから父の愛車が家にあれば、子どもにとってももはや家族の一員のような存在です。しかし、兄弟がいたりすると、誰が引き継ぐのかモメることもあります。遺言書などに記して、親の愛車を家族の誰が引き継ぐのか、早い段階で明確にしておくことをオススメします(まだ若いお父さんでもそれは同様です!先送りにしがちですが、書面に残しておくことを強くオススメします!)。

ケース2:自分の子どもがクルマ好きでない場合

旧車 クラシックカー 相続

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