クラシックカーと共に世界一周旅行に出たドイツ人女性、ハイジ・ヘッツァー氏(79)が今年の3月12日、無事に彼女の故郷ベルリンへ帰ってきました。

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1937年生まれのヘッツァー氏は1969年に亡き父の自動車工場を受け継ぎ、31年間機械工として働いてきました。仕事をリタイアして2年が過ぎたころ、彼女は愛車と共に世界旅行に出ることを決意し、2014年6月にドイツを出発。その時彼女は77歳でした。

ベルリンからアジア、オーストラリア、ニュージーランドへ渡り、その後アメリカ大陸を通って最後は南アフリカの地を走りました。訪れた国は60か国、総移動距離は約84000km。

旅のパートナーの名前はHudo。ヘッツァー氏よりも年上の1930年生まれのハドソン・グレイター・エイトです。

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燃費も悪く、道中何度も故障を繰り返したHudoでしたが、自動車のプロであるヘッツァー氏には何も難しいことはありません。ですが、修理中の事故で指の一部を失ったり、ガンの手術で一度中断せざるを得なかったりと、彼女の体にとっても安易な旅ではありませんでした。

カバンを盗まれ、一文無しになることはしょっちゅうだったと言います。それでも世界の旧車を愛する人々が、宿や食事などの援助をしてくれたからこそできた旅なのだそう。そして旅行中に更新していたブログを閲覧していた400万人の応援にも支えられてきました。

2年7か月、世界を共に旅したHudoは博物館に寄贈される予定です。そしてヘッツァー氏自身の80回目の誕生日はベルリンの自宅で家族と共に静かに祝うそうです。

出典・参照元:http://www.spiegel.de

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