製造30年以上のクルマが持つことができるドイツのHナンバー。毎年、その年30年を迎える対象モデルが発表されるのですが、対象すべてがすぐ申請できるわけではありません。国指定の車両検査で大きな欠陥がなく、良好な状態と判断された車両のみがHナンバーを受け取ることができます。

この度、ドイツの技術監査協会(GTÜ)が今年のHナンバー対象車6種の検査を行い、どの車種に欠陥が多いのか、どの程度がHナンバー基準をクリアしているかを公表しました。

今回エントリーされたのは以下全て1987年製の6種:
1.メルセデス・ベンツ 124C
2.フォード シエラ
3.マツダ 626
4.BMW 3シリーズ・ツーリング(E30)
5.アウディ 90(B3)
6.プジョー 405

「欠陥なし」の評価が一番多かったのはメルセデス・ベンツ124Cでした。検査した42.4%の同モデル車両が「確認できる欠陥がない状態」(グラフ緑色)と判断されています。ほか29%が「わずかな欠陥あり」(グラフ黄色)、そして残り28%が「深刻な欠陥があり」(グラフ赤色)と診断され、Hナンバー申請を却下されています。

日本車からは今年マツダ626がHナンバー対象となりましたが、欠陥なしと判断されたのは全体の37.6%で、今回の検査では3番目に欠陥が少ない車両となりました。

一番評価が低かったのはプジョー405で、シャーシやフレーム、電気系統やブレーキに問題が多いとし、全体の38%が深刻な欠陥があると診断を受けています。

欠陥の主な原因は、サスペンションやブレーキの摩耗、オイル漏れよって引き起こされる環境負荷への影響、またボディの腐食損傷でした。ボディの分野に関しては、唯一アウディ90が100%亜鉛メッキのボディ鋼板のおかげで最高評価を得ています。

出典・参照元:http://www.oldtimer-markt.de

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