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誌面に登場する「モデルさん」と編集者の関係の本当の話…自動車ライターへの大きな誤解


新聞や雑誌など「紙媒体」の凋落については今さら指摘するまでもないが、そもそもの話として、紙かウェブかを問わず「商業媒体」そのものが、SNSやその他の「アマチュアが発信するメディア」の台頭により影響力を落としているように見える。


それについては「そうだね」としか思わないため特に言うことはないが、しかし同時に、「でも世間の人はいまだに商業メディアを、何かこう凄いものだと勘違いしているのでは?」と思わされることも多い。


例えば「オンナとゼニ」が関係する話題においてだ。


誌面に登場する「モデルさん」と編集者の関係



他ジャンルのことはよく知らないが、自動車メディアでは誌面や画面にしばしば女性の「モデルさん」や「グラビアアイドル」、あるいは「美人自動車ライター」などが登場する。


そして彼女らにご登場いただくと、雑誌やメディアの発売後や公開後に、読者などからけっこうしばしばこう言われるものだ。


「で、やっぱり撮影後にヤッたの?」


……そんなことあるわけないではないか。何を言ってるんだ。


例えばモデルさんやグラビアアイドルさんで言うと、確かに彼女らは撮影現場に来て、見た目上は和気あいあいとした感じでシューティングを行う。


だがメインのシューティングが終われば、彼女らはジャーマネさんと一緒にとっとと帰っていく。ジャーマネ無しのピンで現場にいらっしゃる場合もあるが、そういった際は若手編集部員などが近所の駅までクルマで丁重に、すみやかにお送りする。


で、残った我々はカメラマン(たいてい男)と、「エンジンルーム」とか「荷室の使い勝手」「果たして実燃費は?」みたいな地味な写真群を、夕方ぐらいまで延々と撮り続ける。それが、一般的な自動車メディアのリアルだ。異性系の特権など特にないのである。


企画に登場してもらっただけで「付き合ってるの?」と



10年以上前だが、こんなこともあった。


当時わたしが編集長をしていた某輸入車専門誌に、クルマ好きであればたぶん誰もが知っている有名美人自動車ライターさんをキャスティングした。彼女の名前を仮にQさんとしておく。どんな企画だったか詳しくは忘れたが、Qさんには何らかのクルマにロケ撮影付きでご試乗いただいたと記憶している。


そして発売から約1カ月が過ぎた頃。その雑誌に広告を出稿してくれていた某プロショップに、わたしは別件の取材のため赴いた。すると、プロショップ社長はわたしに言った。


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