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初心者でも簡単。手作りらっきょうにレッツトライ!


6月になると、スーパーなどの店先に泥付きらっきょうが出まわり始めます。カレーのおともとしてはもちろん、常備菜として冷蔵庫に常に保存しているご家庭も多いと思いますが、実はこのらっきょう、意外と知られていない、多くの健康効果を秘めていることをご存じですか?

今回は、市販のらっきょうを使って「塩漬け」と「甘酢漬け」のオリジナルらっきょうを作る方法をご紹介します!


らっきょうは、健康面からもうれしい効果が豊富!

らっきょうは、ダイエットや便秘解消、生活習慣病の予防、疲労回復などの効果が期待できる成分が豊富とされていますが、主に次のような成分で注目されています。

・食物繊維(フルクタン)

らっきょうに含まれる食物繊維は、フルクタンと呼ばれる水溶性食物繊維。腸内でコレステロールを吸着して排出したり、血糖値の上昇を緩やかにする効能があるといわれています。

・アリシン(硫化アリル)

アリシンは、玉ねぎやニンニクなどにも含まれている香り成分。炭水化物の代謝を促し、エネルギーを生み出すビタミンB1と結びつき、その効果を持続させてくれます。「疲労回復にはニンニクがよい」などといわれているのは、アリシンの働きによるもの。

・ジアリルスルフィド

ジアリルジスルフィドはアリシンが分解することによってできる成分。がんの発症を予防する酵素の働きを助ける作用があるといわれています。

参考:スキンケア大学ほか


漬けらっきょうを作ってみよう!

手作りらっきょう漬けは、まず塩漬けをしてから甘酢やしょうゆなどの好みの味に漬け込むことが基本となります。

では早速、ベースとなる塩漬けの作り方から見ていきましょう!

●塩漬けらっきょうの作り方

〈材料〉

らっきょう: 約1kg

塩:35~45g(泥を落として、根元と先端を切り落とした後のらっきょうの重さの5%程度)

密閉容器(フタつきのビンなど)

〈下ごしらえ〉

1. ボールにたっぷりの水をはり、その中にらっきょうを入れて水洗いし、泥や汚れをきれいに落とします。

2.水洗いをしていると薄皮が自然にはがれてくるので、その部分ははがしましょう。さらに傷んだ部分があれば、キレイな中身が出てくるまで薄皮をはがしましょう。

3.ひげ根と伸びた芽先を包丁で切り落とし、大まかな長さを揃えます。

〈塩漬けにする〉

密閉容器はあらかじめ熱湯を少量入れて、容器の内部全体を濡らす感じで殺菌し、そのうえでフタつきの密閉容器にらっきょうを移し、塩をまぶして全体にからめて3日ほど置いておきます。

1日1回程度、上下をかえすように軽く混ぜてください。

下漬けはここまで。この段階で食べることも可能です! パリパリした食感を楽しめますよ。


甘酢漬けらっきょうで、味に変化を!

塩漬けができあがったら、密閉容器を使って甘酢に漬けましょう。

甘酢は、酢と砂糖を2対1らいの割合で混ぜ合わせて、火にかけて作ります。砂糖の分量は、好みによって増減してください。

〈らっきょうの甘酢漬けの作り方〉

〈材料〉

塩漬けにしたらっきょう

酢450mL

砂糖 200~250g

鷹の爪 2~3本

〈甘酢を作る〉

酢と砂糖を合わせて中火にかけます。

砂糖が溶けて軽く沸騰したら、火を止めて冷ましましょう。

〈甘酢漬けを作る〉

1. らっきょうの塩漬けの塩を流水で軽く流し、ペーパータオルなどで水気をふきとります。

2. 密閉容器はあらかじめ熱湯を少量入れて、容器の内部全体を濡らす感じで殺菌しておきましょう。

3. 密閉容器の中にらっきょうを戻し、その上に甘酢と鷹の爪を入れてふたをして、直射日光の当たらない場所に2週間以上置きます。

これで完成です! 意外と手間がかからないので、初心者でも簡単にできますね。

下準備の段階で、密閉容器内部の殺菌も!

下準備の段階で、密閉容器内部の殺菌も!

── 健康面からも、さまざまなうれしい効果が期待できるらっきょう。

市販のものなら安定した美味しさを堪能できますが、手作りすれば、安価でたくさんのらっきょうを作ることができますし、何より出来上がるまでのワクワク感も楽しいポイントですね!

ただし、一度にたくさんのらっきょうを食べると、胃に負担がかかることがありますのでご注意を。1日3~5粒くらいを目安に食べるようにしましょう!

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