今日、9月12日は宇宙の日です。1992年、毛利宇宙飛行士がスペースシャトルに搭乗して宇宙へ飛び立ったこの日が、一般公募によって宇宙の日と決められました。宇宙は今なお広がり続けており、しかも加速的であることが発見されているそうですから、宇宙への理解を深めるにはどのくらいの時間が必要なのか想像すら難しく、一方で、いつの時代のどんな年代の人々にも憧れや探究心をかきたてる神秘であることは間違いありません。さて、宇宙の日の今日は、先日新しい情報が発表された「はやぶさ2」と宇宙の日にちなんで行われるイベントについて簡単にご紹介します。


「はやぶさ2」この10月に小惑星リュウグウへ着陸予定、帰還は2020年に。

数年前に、世界で初めて小惑星からそのサンプルを持ち帰ることに成功した「はやぶさ」のエピソードは宇宙ファンはもとより多くの人の心を動かし、複数の映画作品になるなどしたことは多くの方の記憶に新しいことでしょう。「はやぶさ」が持ち帰った小惑星イトカワの微粒子を調査することによって、太陽系の誕生にまつわる新しい情報を得る可能性を世界中から期待されており、「はやぶさ」プロジェクトは科学・工学・理学の側面で世界中から高い評価を得ています。その後継機として「はやぶさ2」が改良され進化し、2014年に小惑星リュウグウに向かって打ち上げられました。そして先日、また新たな情報が発表されました。9月下旬に「はやぶさ2」が探査ロボットをリュウグウに投入し表面調査を行い、10月下旬にリュウグウへ着陸。調査やサンプル回収を行い2019年の年末にリュウグウを出発し、2020年に地球へ帰還予定とうことが明らかになりました。今回探査している小惑星リュウグウはイトカワよりも原始的な小惑星だそうで、地球や生命、海の起源の解明に新たな光が差しそうですね。


宇宙ファンお待ちかね、筑波宇宙センター特別公開!

宇宙の日にちなんで宇宙ふれあい月間とされている9〜10月には次のようなイベントが行われます。まずは、日仏交流160周年記念にちなんだイベントで、日本とフランスの宇宙開発をテーマに、両国の宇宙飛行士によるミッション報告やパネルディスカッションなどが盛り込まれたシンポジウムが行われます。日時は2018年9月19日(水)14〜17時・場所は東京大学大講堂・参加費無料・申し込みはJAXAのホームページより先着900名です。そして、宇宙ファンお待ちかねの「筑波宇宙センター特別公開」は2018年9月29日(土)10〜16時・場所は筑波宇宙センター・入場無料です。普段公開されていない施設の見学や、宇宙開発技術者との交流、職員による講演、お子様向けにも工作や水ロケットの打ち上げ体験など、子供から大人まで楽しめるイベントが盛りだくさんだそうです。なお、各イベントへの参加は予約が必要です。詳細はJAXAホームページにてご確認ください。そして、地球観測センター秋の一般公開は、2018年10月13日(土)10〜16時・場所は宇宙航空研究開発機構・地球観測センター・入場無料です。10月末に打ち上げ予定の「いぶき2号」の講演会や衛星画像の展示など、こちらも様々なイベントが用意されています。宇宙の日のイベント、是非、お楽しみください。
■JAXA イベント情報