今年もゴールデンウィークがやってきます。初夏を迎えるこの時季は、気候もよく思わず旅に出たくなりますね。旅は人生にたとえられえますが、今回はいまの自分の気持ちと向き合って旅先を選んでみませんか。あなたのこころが求める旅は、いつもとひと味違う経験をもたらしてくれるかもしれません。


変化や気づきを楽しむ!旅での経験は、自分自身を磨く投資です

旅の原点は、巡礼ともいわれています。交通機関が発達していなかった頃には観光という発想はなく、一般の人々にとって旅といえば巡礼でした。神に祈りを捧げるために、遠く険しい道のりを徒歩で聖地を目指したのです。
今では誰もが気軽に旅を楽しめる時代になりましたが、旅そのものの意味は変わっていません。旅を通じて心を癒し、自分を見つめること。旅での経験は、自分に何らかの変化をもたらし、進むべき道を後押ししてくれます。
どんなに遠くへ旅に出ようと、道連れは自分自身。旅に出ると自分の限界や可能性を、よりダイレクトに感じる機会に遭遇します。見知らぬ土地では、いつも以上に五感が研ぎ澄まされ、日常生活では得られない気づきを得ることもあります。
心身を癒す旅でも、新しいことにチャレンジする冒険の旅でも、旅を通じて自分自身の変化を感じたり、新たな気づきが芽生えたら、それを日々の生活にいかしてみましょう!


あなたはどこに旅に出る?異なるパワーを与えてくれる「海」と「山」

都市を離れて自然にふれる旅に出ると、心身がリフレッシュして活力がわいてきますね。これは、その土地のもつパワーによるもの。しかも、同じ自然であっても海と山では異なる効果があるそうです。
海がもつのは浄化のパワー。汚れをのみ込んで、清めてくれる力があります。今の自分をリセットして新しいことにチャレンジしたい時は、海のある土地を旅してみましょう。海水に含まれる天然の塩には、強い浄化作用があります。砂浜で波と戯れたり、潮風に吹かれたり、海水風呂に浸かって過ごしてみてはいかがでしょうか。

山には大らかな癒しのパワーがあります。弱気になっている気持ちを癒し、励ましてくれるのを感じるでしょう。前向きになれない時には、心身をときほぐして再生するエネルギーを与えてくれます。森林浴をしながら瞑想したり、山を散策したり、澄んだ空気を胸いっぱいに吸い込んだりしながら、ゆっくり過ごしましょう。


ここが違う!「パワースポット」と「スピリチュアルスポット」

旅の目的にあげられることも多い、パワースポットとスピリチュアルスポット。このふたつの違いをご存知でしょうか。
パワースポットとは、海や山、温泉など、心地よい大地の力を受けられる場所を指します。世界中に多くのパワースポットと呼ばれる場所がありますが、あくまで自分にとって気持ちのよいところであることが重要。すべての人にとってのパワースポット、という存在はないということなのですね。その時の自分のこころが喜ぶ場所こそ、パワースポットになり得るのです。
一方、スピリチュアルスポットは、神社や寺などがある聖域のこと。聖地には清い浄化のエネルギーが満ちています。聖地が放つエネルギーにもそれぞれ個性があり、自分にとって意味のある場所を訪れることが望ましいそうです。多くの聖地を訪れて数で満足するよりも、琴線にふれた好ましいと感じる聖地に思いをこめて足を運んでみましょう。自分にとっての聖地が見つかったら、そこについて知ることも大切。知識を深めることで、聖地への旅はより充実したものとなるのです。
パワースポットやスピリチュアルスポットを訪れる際は、自分のこころの内を見つめ、その場所と向き合うことで、より深いエネルギーやインスピレーションを授かることができるのですね。
今年も連休間近。自分のこころと向き合う旅に出てみませんか。


参考文献
江原啓之『あなたが輝くオーラ旅 33の法則』小学館 2018