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警視庁〈自転車安全教室」」○☓クイズに挑戦して、事故から身を守ろう!


4月6日(金)〜15日(日)に実施される「春の全国交通安全運動」。そういえば最近、白バイや制服警官の姿を街のあちこちでみかけますね。誰しも交通違反を犯して警察のご厄介にはなりたくありませんが、ここ数年は統計によると、自転車に関連した事故が急増しているそうです。

道路交通法上「軽車両」の自転車に関連した事故が増えている要因は、自転車側の事故に対する危機意識の薄さ、ルールへの理解不足……が指摘されています。そこで今日は、警視庁のHPで公開されている「自転車安全教室」の○☓形式のクイズ12問をアットランダムにご紹介! 自転車愛好家であればぜひとも全問正解したいところですが、さあ、いくつ正解するかな?


問題に挑戦する前に知っておこう!「自転車マメ知識」

自転車トリビア1/「自転車運転者講習制度」

2015年6月、改正道路交通法施行とともに「自転車運転者講習制度」が始まりました。この制度は3年以内に2回以上、危険・悪質な自転車の運転違反をした場合、講習を受けなければならないことを定めたものです。もし、講習(休憩時間を除く3時間/講習費用5700円)受講の通知を受けてから3カ月以内に受講しなければ、5万円以下の罰金が科せられることになります。

自転車トリビア2/「普通自転車」って何?

これから挑戦していただく設問に「普通自転車」という表現が出てきますが、道路交通法においてはペダル等によって人力で運転する二輪以上の車、構造や大きさ等が一定基準内にある自転車のことを「普通自転車」といいます。逆に、人力によって走行するけれど、ペダルやハンドクランクなどを用いていないストライダー(画像参照)などのランニングバイクは、自転車には該当しません。同様に身体障害者用の車いす、小児用の三輪車、歩行を補助するシルバーカーも自転車から除かれます。

ストライダー

ストライダー


「自転車安全教室」の○☓クイズにチャレンジ!何問正解するかな?

以下の設問に対し、「○」か「☓」で答えていきましょう。

●問題01/母親が10歳の子供を自転車の幼児用座席に乗せて運転した。

●問題02/道路交通法上、踏切では自転車を押して歩かなければならない。

●問題03/自転車はいかなる場合も、一方通行の道路を逆行できる。

●問題04/普通自転車で歩道を走行する際は、自転車の通行が最優先である。

●問題05/普通自転車で歩道を走行している際、歩行者が邪魔であったので、ベルを鳴らして歩行者に道を譲らせた。

●問題06/自転車に乗りながら携帯電話やスマホを手で持って通話してはいけないが、メール等の操作ならよい。

●問題07/自転車は法律上「自転車」「普通自転車」に区分される。

●問題08/赤い逆三角形の中に止まれと書かれた標識(画像参照)がある場所では、自転車は一時停止しなければならない。

●問題09/自転車から完全に降りた状態で、自転車を押して道路を通行している場合には歩行者として扱われる。

●問題10/信号機のない交差点を右折する場合は、二段階右折をしなくてはならない。

●問題11/自転車に積載する荷物の重さは、30kgを超えてはならない。

●問題12/普通自転車で歩道を走行する際は、その走行する歩道の中央から車道寄りの部分を徐行する。


問題01から06までの正解と解説を見ていこう!

問題01から06までの正解はすべて「☓」になります。1問ごとに見ていきましょう。

●問題01/母親が10歳の子供を自転車の幼児用座席に乗せて運転した。

問題01の答えは「☓」

問題01の解説/10歳になる子供は幼児ではないため、幼児用座席に乗せて自転車を運転してはいけません。ただし「16歳以上の運転者が、幼児用座席に幼児(6歳未満の者)1人を同乗させるとき」などは除外されています。

●問題02/道路交通法上、踏切では自転車を押して歩かなければならない。

問題02の答えは「☓」

問題02の解説/道路交通法上、踏切では自転車を押して歩かなければならないという規定はありません。ただし、道路等にタイヤが取られて転倒する等の危険を考慮すると、自転車から降りて、自転車を押して踏切を渡ることをおすすめします。

●問題03/自転車はいかなる場合も、一方通行の道路を逆行できる。

問題03の答えは「☓」

問題03の解説/自転車は一方通行の道路を逆行できません。ただし、補助標識で「自転車を除く」など自転車が規制の対象から除かれているときには、逆行することができます。

●問題04/普通自転車で歩道を走行する際は、自転車の通行が最優先である。

問題04の答えは「☓」

問題04の解説/歩道では歩行者の通行が優先されます。また「普通自転車の進行が歩行者の通行を妨げるときは一時停止しなければならない」と規定されています。

●問題05/普通自転車で歩道を走行している際、歩行者が邪魔であったので、ベルを鳴らして歩行者に道を譲らせた。

問題05の答えは「☓」

問題05の解説/歩行者をよけさせるためにベルを鳴らすことは違反となります。ベルを鳴らすことができるのは「警音器を鳴らさなければならないこととされている場合、危険を防止するためにやむをえないとき」と規定されています。

●問題06/自転車に乗りながら携帯電話やスマホを手で持って通話してはいけないが、メール等の操作ならよい。

問題06の答えは「☓」

問題06の解説/公安委員会遵守事項違反になります。「自転車を運転するときは、携帯電話用装置を手で保持して通話し、または画像表示用装置に表示された画像を注視しないこと」と規定されています。


問題07から12までの正解と解説を見ていこう!

問題07から12までの正解はすべて「○」になります。1問ごとに見ていきましょう。

●問題07/自転車は法律上「自転車」「普通自転車」に区分される。

問題07の答えは「○」

問題07の解説/道路交通法上、「自転車」と「普通自転車」に区分されます。

●問題08/赤い逆三角形の中に止まれと書かれた標識がある場所では、自転車は一時停止しなければならない。

問題08の答えは「○」

問題08の解説/一時停止しなければなりません。「道路標識等により一時停止すべきことが指定されているときは、道路標識等による停止線の直前(停止線が設けられていない場合は、交差点の直前)で一時停止しなければならない」と規定されています。

●問題09/自転車から完全に降りた状態で、自転車を押して道路を通行している場合には歩行者として扱われる。

問題09の答えは「○」

問題09の解説/二輪の自動車を押して歩いている場合は、法律上「歩行者」となります。「二輪もしくは三輪の自転車を押している者は、歩行者とみなす」とされているので、歩行者と同じ扱いを受けます。

●問題10/信号機のない交差点を右折する場合は、二段階右折をしなくてはならない(画像参照)。

問題10の答えは「○」

問題10の解説/二段階右折をしなければなりません。「軽車両は、右折するときは、あらかじめその前からできる限り道路の左側端に寄り、かつ、交差点の側端に沿って徐行しなければならない」と規定されています。

●問題11/自転車に積載する荷物の重さは30kgを超えてはならない。

問題11の答えは「○」

問題11の解説/「重さ」「長さ」「幅」「高さ」にそれぞれ規定があります。

「重さ」は、30kgを超えないこと。

「長さ」は、自転車の積載装置の長さに0.3mを加えた長さを超えないこと。

「幅」は、積載装置または乗車装置の幅に0.3mを加えた幅を超えないこと。

「高さ」は、2mから積載する場所の高さに減じた高さを超えないこと。

●問題12/普通自転車で歩道を走行する際は、その走行する歩道の中央から車道寄りの部分を徐行する。

問題12の答えは「○」

問題12の解説/中央から車道寄りの部分を徐行しなければなりません。「普通自転車は当該歩道の中央から車道寄りの部分を徐行しなければならず、」と規定されています。



── 今回の記事は警視庁HPの「自転車安全教室」を参照させていただきました。解説部分では「軽車両が並進することとなる場合においては、」「積載する場所の高さに減じた高さ」「携帯電話用装置を手で保持して通話し、」「道路の部分」など、小学生などのお子さんにとっては難解な法律用語もありますが、このコンテンツは○☓形式のクイズに挑戦しながら、自転車の安全な乗り方やルールを自然と学べるもの。今回はその中から12問をご紹介しましたが、特に、自転車を日常的に使っているお子さんがいるご家庭では、事故防止の一環として、家族みんなで問題にチャレンジしてみてくださいね。

参考 : 警視庁HP/自転車安全教室

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